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短編集。
人間よりも人間らしいムーミン谷の仲間達。
ニンニよりもミイ。
ヘムレンさんよりもその親族。
スナフキンよりもティーティーウー。
が好き。
フィリヨンカの話は、人事とは思えない。
なんという、カタルシス。
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ムーミンシリーズのキャラクターそれぞれの短編エピソード集。
どのキャラクターも、ホントに人間くさい(笑)感情を持っていて、
ファンタジーはファンタジーなんだけれど、どこか身近な
手ごたえを感じさせてくれる作品です。
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ムーミン谷の仲間たちの、ひとり一話の読みきりの、物語の集まり。
旅先ではい虫と出会うスナフキン、りゅうを見つけるムーミントロール、
ニョロニョロと旅に出るムーミンパパ、そして「プー」と言って泣くスニフがかわいい。
MVP:ニンニ(挿絵の笑顔がすてきです)
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私はムーミンが大好きです。そしてムーミンの仲間も大好きです。愉快な楽しい暮らしや平凡な毎日を過ごしているけどその中でもさまざまなことがある。そかがまたいいところだと思います。ムーミンは自分が小さい時からずっと読んでいる本です。だから、今でもムーミンが大好きです。
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旅先には必ず持って行く。
なんど読み返しても色褪せない。
また春のしらべが聞こえてくる季節ですね…
山室さんのリズミカルで美しい日本語もまた、すごく大きいと。
大切な一冊です。
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ムーミンシリーズの中でこれが一番好き。スナフキン&ティーティ・ウーと、フィリフヨンカと、ニンニの話が特に好き。どのお話も読むたびに印象が違います。
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児童文学というカテゴライズには収まらない、読み応えのある短編集です。
「にょろにょろの秘密」のムーミンパパのやさぐれた挿絵は衝撃的でした。
(なぜか、翻訳者は収録作中これだけを「失敗作」と切って捨てていますが、僕は結構好きです。)
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この歳で初めてムーミンを読んでみたのですが、ムーミン谷の仲間たちは人間より人間くさいように思えて、なんだか愉快になりました。上辺だけ取り繕って過ごしてる自分が馬鹿馬鹿しくなりました。そして、ムーミンママの作ったパンケーキが、食べたくなりました。
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アニメも面白いけど、こっちのほうが面白い。
顔の見えない女の子に、
「たたかうってことを覚えないうちは
あんたには自分の顔はもてませんっ!」
とぴしゃりと言いきるミイ…あんたは偉い。
全員が右向け右で進んだら、確実に左を向いてるか
1人でうろうろし、逆さにし、横にし、ななめにし、
何が本当に大事なのか真ん中をバシっと見切って、
ひるむ事なく突いてくるミイ。
どんな珍客も受け入れ、生かし、暖めるムーミンのママ。
わたしは彼女たちのようになりたい。
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これまでの作品はどちらかと言うとある1つの物語を全体では語っていて、その中で短編的にさまざまな出来事が描かれていたのに対し、本作はまったくの短編集という印象です。 1章で1人ずつ、ムーミン谷で暮らす仲間たち、どちらかというとメインのサブキャラ(メインのサブキャラって、言葉として変だけど・・・・ ^^;)ではないメンバーのエピソードが語られています。 児童書とは思えない(そもそもヤンソンさんは児童書を書こうと思っていたわけではないかもしれないけど)ような心理描写の連発にちょっと呆気にとられてしまいました。 でも、そうであるだけに逆に KiKi の年齢では読み応えのある1冊だったと思います。
本作全編を通じてヤンソンさんが語っているのは「本当の自由とは?」というテーマのような気がします。 と、同時に物質に恵まれすぎている現代の私たちに「それってホントに必要なモノ??」と問いかけ続けているようでもあります。 恐らく彼女がイメージする自由な生活っていうやつは、経済的に・・・とか物質的に・・・・というところからはちょっと乖離した世界にあるんじゃないのかな?? そんな印象を持ちました。
(全文はブログにて)
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ムーミンの童話シリーズ第7弾。
ムーミンやムーミン谷にすむ人々それぞれが主役になった物語がオムニバス形式で語られている。
なにかおそろしいことが起きるのをひどく恐れるフィリフヨンカ、
心を傷つけられてしまったために姿が見えなくなってしまったニンニ、
ニョロニョロの旅についていき秘密を探ろうとするパパ…
このほかにもたくさんの主人公達がたのしい物語をくりひろげている。
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ムーミン以外のムーミン谷の仲間たちが主役のお話。
フィリフヨンカとか、姿の見えない女の子とか、
ムーミンパパとか、ニョロニョロとか。
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「この世のおわりにおびえるフィリヨンカ」が一番好き。
なんということはないけれど、なにかが起こるのではないかと怯えていたフィリヨンカ。
カーテンを洗っていても、お茶を飲んでいても、心のどこかに怯えを持っていて、それを分かち合える人もいない。
人はみんな、多かれ少なかれフィリヨンカなんだと思う。
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ムーミン谷に住む人たちのことを書いた短編集。フィリフヨンカさんの話も好きだけど、最後のムーミン一家とクリスマスの話が一番好き。
確かにムーミン一家は冬眠をするからクリスマスってしらないよね笑
ツリーやプレゼントがクリスマスに対するお供え物的な認識で話が進んでいくのが面白かったなぁ。
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『あんまり誰かを崇拝したら、ほんとうの自由はえられない。』
ムーミン谷にすむサブキャラクターたちに関する短篇集。シュールを通り越してもはやカオス。そもそも、ムーミン自体、ファジーで掴みどころのない抽象の産物なのに、その取り巻きともなると、もう粋の領域。「理解する」という行為は、妥協点の走査であるということを改めて実感させてくれる作品。
スナフキンやホムサは言わずもがな、ニョロニョロがこんなに哲学的な存在だとは思わなんだ。思わず鳥肌が立ってしまったくらい。