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歩道の終るところ みんなのレビュー
- シェル・シルヴァスタイン (詩・絵), 倉橋 由美子 (訳)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:講談社
- 発売日:1979/07/03
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紙の本
これは絵本だろうか、詩集だろうか
2007/12/26 01:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本とよんでいいのか、
詩集とよべばいいのか分らない本です。
どっちにしろ、
シルヴァスタインが、
おもしろい絵と言葉をかいていることは確実です。
皮肉ばかりではなく、
またやさしさばかりでもない。
独特な雰囲気で、
次々おかわりしてよんでしまう。
プレゼントにしたい本です。
紙の本
目に映る世界がちょっと変わる
2003/04/28 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いわし - この投稿者のレビュー一覧を見る
著名人・有名人が執筆したりと、絵本ブームと言われている昨今ですが、
宇多田ヒカルさんが「エミリー・ザ・ストレンジ」の翻訳を手懸け、
そのブームにもいっそう拍車がかかったように感じられます。
その宇多田ヒカルさんのオフィシャルホームページ上に、好きな作家として
このシルヴァスタインの「歩道の終るところ」と「屋根裏の明かり」が挙げられています。
「エミリー」は赤と黒のコントラストが印象的でかわいらしい絵、シニカルなエミリーのキャラクタが特徴ですが、
この「歩道の終わるところ」はごくシンプルに白と黒の二色だけ。
絵は、なかなか日本の絵本では見られないようなかわいいけど毒のあるタッチ。
そしてブラックな?ユーモアに溢れています。
どちらも、世界をちょっと違った角度から見てみる、という共通点があるように感じます。
裏表紙には著者の顔写真が載っていますが、この怖い顔のおじさんがこんな柔軟で子供みたいな自由な発想を持っていたのか、と驚かされます。
なおこの「歩道の終わるところ」は絵本の短編集という感じで、だいたい見開き1ページで一つの作品が完結しています。よくある絵本とは違い、文の量が多く(文と言うより詩です)、見ごたえも読み応えもあります。
たくさんの作品が載っているので、何度でも読み返して楽しめます。
そしてその都度、何か新しい発見やヒントが見つかることと思います。
自分の中で何かが劇的に変わる、というような作品ではないでしょうが、
目に映る世界がちょっと変わる、そんな気がします。
大人でもというか、大人こそ読んで楽しめる本だと思いますが、子供がこれを読んで、どういう風に受け止めるのか、興味が湧いてきます。
するどい人間に成長するかもしれません。
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