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紙の本
メグレ警視シリーズ第4作
2017/03/22 12:05
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投稿者:ミステリ研究部(k) - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期のシムノンの作品には当世では難しい用語は頻繁に出てくるのですが、この作品にも『馬曳道』という言葉が出てきます。1800年代では河の狭い水路を使ってモノを運搬するのに馬や人が船を曳いていた模様です。現在では想像しにくい場面ですが。。。また、この作品ではありませんが、他の作品には『褐色砂岩ー』という言葉もよく見受けられます。そして、主人公のメグレの役職は翻訳された年代によって『警視』だったり、『警部』だったりもします。これは日本の警察機構とフランスの警察機構の差異によるもので、必ずしも間違ったものではないようです。さて、この作品におけるメグレ警視ですが、とにかく自転車で忙しく動き回ります。(笑)ストーリー展開は地味ですが、シムノン作品はある意味どの作品もノワール的な雰囲気を醸し出してて、僕はむしろ他作家にはないこの重厚さのシムノン作品が好きです。
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