サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【ネットストア】カレンダー全品ポイント最大10倍キャンペーン(~10/31)

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

舞踏会・蜜柑(角川文庫)

舞踏会・蜜柑 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー9件

みんなの評価3.4

評価内訳

9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

舞踏会の三つの道具・海兵と菊と花火

2000/08/18 17:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Akiyoshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

概略としては、明治19年に鹿鳴館で舞踏会が催され、
その場に主人公(女17歳)が社交界デビューをする日のことである。
彼女は容姿が華麗で、主にその自意識や優越感を中心として、
感情の流れは構成されている。
その流れで特筆すべきは、途中彼女と踊る外国人海兵である。
彼こそがピエル・ロティなのだが、
彼女と踊り終わった後に呟く全ての言葉に、
虚飾を求めて装いつづける人間への「皮肉な微笑の波」が込められており、
感情の動きと同調した、情緒的なレトリックを味わえる。
そこで大きな役割を果たすのが「菊」と「花火」とである。
連想できる比喩的な言葉に、咲く・散る、などがあるが、
他の花ではなく「菊」としたところにも意味を汲み取りたい。
当然鹿鳴館ゆえに天皇としての菊が飾ってあり、
それを必然的に用いることにもなったのであろうが、
大輪の菊という非常に人手を必要とし、華奢で折れやすく、
そして葉よりも花が異常に肥大している植物としての特徴に、
何らかの意味を持たせていると考えれば、
背後に芥川自身の「皮肉な微笑」が浮かんでくるように思える。

この小説は、海兵の言葉と、菊と、花火の用いられ方に注目すれば、
よりおもしろく味わえるだろう。
近年のものにはあまり見られない、
小説全体で成立する、文学的なレトリックを堪能できる作品である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/02/22 21:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/04 23:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/12/26 00:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/08 13:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/05 15:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/24 12:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/11/03 21:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/05/10 16:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

9 件中 1 件~ 9 件を表示