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イギリス国王の妹アンリエット仏王弟妃はフランス宮廷一魅力的な女性。ラウルの親友も彼女に思慕を寄せて失脚。そしてルイ14世も彼女の虜になり宮廷は大混乱。一方国王とコルベール財務監督官はフーケを失脚させようと陰謀を仕掛けます。フーケの懐刀アラミスはイエズス会の権力者となってフーケを助けます。当時のフランス宮廷には男女間のモラルがあるのかないのか分からないですね。実直なラウルは恋人ルイズ一途ですが、彼女の方は‥。
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国王が弟王妃への愛をほかに向けたと思わせるために、ラ・ヴァリエールという弟王妃の侍女を愛人にしようと思うが、弟王妃が自尊心からそれを妨害するというところで終わる。
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イギリスから迎えられた王弟妃の輝かしい知性、気高い品位、まばゆいばかりの美貌が宮廷に混乱を引きおかす。ギーシュ伯爵は、王弟妃が少女であった頃から、この美姫に心をよせていた。そしていままた、王弟のみならず、ルイ十四世までも心を奪われてしまう……。フランス宮廷にくり広げられる絢爛豪華な恋愛模様を流麗な筆致で描く恋の絵巻。
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ダルタニャン物語の第3部『ブラジュロンヌ子爵』の第3巻、全体では8巻目になります。
おフランスの宮廷では、不倫は文化。
ルイ14世が弟に嫁いできた義理の妹とのアバンチュールを隠すために、彼女の侍女に惚れているフリをしようとします。
それが物語の主人公であるブラジュロンヌくんの許嫁だったものだから、さぁ大変!
有名な「鉄仮面」のエピソードも伏線が張られたけど、ちょっと女性陣に魅力がなくて、今までのように男性たちが政治的かけひきをしたりするのに比べるとイマイチな巻でした。
残念…。
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前巻からちょっと読了に時間かかっちゃった。
華麗も華麗な宮廷恋模様の巻です。
うーん、恋に恋して狂ったり嫉妬にかられたり、ほんと大変ねー。
そんななか裏ではアラミスが画策しているようで?
そっちの方が気になります。
巻末にブルボン家とスチュワート家の家系図が付きましたね。
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ブラジュロンヌ子爵ことラウルは、幼い頃よりラ・ヴァリエール嬢=ルイズと相思相愛の仲だった。しかし父親アトスは何故かルイズとの交際をよく思っていない。ところがルイズが王弟妃付きの侍女になりラウルは焦る。純粋なルイズが宮廷で毒されてしまう。彼は父親に何がなんでも結婚させてほしいと訴え、アトスは結婚の判断を国王に委ねることにした。
王弟妃アンリエットに付きまとっていたバッキンガム公爵をイギリスに追い返したものの、今度はギーシュ伯爵が王弟妃のお気に入りになり、ヤキモチが絶えない王弟フィリップ。その上あろう事か国王ルイ14世までもがアンリエットの虜に‥
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小説には書かれていないけど、オレンジ公フィリップは結婚するまで女に興味なく、ちょっと男色のけがあったらしい。中でも最も寵愛していた男がギーシュ伯爵。可愛がってた男が自分の妻と懇ろになる…一体どちらへ嫉妬していたのでしょう?
兄が弟の妻を好きになる…メロドラマには多々あることだけど、王弟妃はイギリス人、国王妃はスペイン人、外国に知れたら戦争に発展してしまう恐れもあったわけで…さて、どう切り抜けるか?
三銃士の一人アラミスがブラック・アラミスに豹変してしまった。またもやダルタニアンの敵側に廻ってフーケ側に付いてしまったのだけど、果たしてどうなるのか、続きが気になる。