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ラウルの恋人ルイズは華やかな宮廷には珍しく、どちらかと言えば目立たない存在の女性でした。が、ある日彼女が女同士の会話でルイ14世のことを「太陽王」と呼び思いを語ったことから、ルイ14世とルイズは恋に落ちてしまいます。恋人の裏切りをしり、しかもライバルは国王であることにショックを受けるラウル。また国王の寵愛を失った王弟妃のさやあてがあったりと、恋と駆け引き満載の巻です。まあ確かに恋人の裏切りはショックだと思いますが、それで人生すべて終わったような痛手をうけるラウルもよわっちい男だなと思いますね。
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激しく燃え上がるルイ十四世とラ・ヴァリエール嬢との恋。それにまつわる決闘事件。さらに、王弟妃アンリエットと太后アンヌ・ドートリッシュの策謀や、恋人ラ・ヴァリエール嬢の離心を知った青年ブラジュロンヌ子爵の怒りーー愛に悩む人間模様を、虚飾に満ちた王宮を舞台に展開する、華麗な恋の物語。
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弟の奥さんとの不倫を隠すために一番パっとしない義妹さんの侍女に惚れたフリをするはずが、彼女のピュアさに思わず本気になって燃え上がっちゃったルイ14世さん。
フランス宮廷の恋物語と貴族間のドロドロとした出世争いを冷静に考えるとルイくんダメじゃんって感じで描いています。
ダルタニャンが出てくると話が面白くなるんだよな~!
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恋については宴もたけなわ。
なんだかなー。王妃様かわいそうすぎる。忘れられすぎ。
王弟妃は自業自得もありーの、…でも反撃は自分でするからね。
ルイズはずるいの一言(笑。
マリコルヌさんとモンタレー嬢の息のあったコンビが楽しい。
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国王が王弟妃の元に行く口実として、侍女を狙っている事にしようと2人で相談し、一番地味なルイズに決めた。ところが純粋なルイズに国王は本気で参ってしまい、彼女もまた本気で好きになってしまう。
ギーシュはルイズとラウルの名誉のために禁止されてる決闘をして瀕死の重症を負う。アンリエット王妃は変装してこっそり会いに行く。
国王とルイズの噂は宮廷中に広がり、ルイズはいたたまれなくなって修道院に逃げるが連れ戻される。そして出世欲の強い輩が国王のご機嫌取りに逢引をお膳立てする。
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表題が三つの恋の物語、1つは国王とルイズ、1つはギーシュとアンリエット王弟妃、で、あと1つは…?侍従のマルコルヌと侍女のモンタレーというカップルが出てくるのだけど、普通に考えればその2人かな?
ただこの2人は恋なんていう可愛らしいことばとは無縁な出世欲の強い策略家。この2人の活躍で物語もなかなか面白く展開していきます。
それにしても国王でも自由に動けない習わしがあるのですかね。この巻は大奥の好きな人には楽しめるかもしれません。