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仏教 下 第2部;教理(岩波文庫)

仏教 下 第2部;教理 みんなのレビュー

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紙の本

インド仏教原典を読む

2006/10/25 05:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、上巻の「仏陀」その人の解説に続いて、仏教の教理について述べられた書である。西欧人の記述であるから、当然、キリスト教との比較宗教論になっているが、インド仏教原典に触れる機会の少ない我々日本人には、それを知る上で格好の入門書になっていると思う。
 仏教の教理として著者は、5段階に分類している。予備的段階では、信仰、第一段階では、戒律、第二段階では、瞑想、第三段階では、英知、第四段階では、解脱としている。仏教の原点を「ヨーガ」であるとし、多くのページを割いて解説している。
 第一段階:戒律では、「モーゼの十戒」に似た戒律を述べている。「生命を傷つけるな」「盗むな」「純潔」である。
 仏教で考える神々には、人間と同じような寿命があると考える。輪廻から完全に抜け出して解脱するためには、どうしても人間に生まれ変わらなければならないと考える。
 キリスト教では、「贖罪」という概念を問題とするが、仏教においては、「迷妄」又は「無知」を問題とする。仏教用語では、「無明」である。「無明」から「煩悩」が生まれ「苦」に繋がると考えるのである。従って、「苦」から逃れる手段は、「英知」による「明」のみであり、それに拠ってのみ、「解脱」又は「涅槃」に至る事が出来るのである。
 神々さえも解脱への認識を見出す為には、人間として生まれねばならない。「苦悩」から「信仰」が、「信仰」から「歓喜」が、「歓喜」から「喜悦」が、「喜悦」から「心の平安」が、「心の平安」から「安楽」が、「安楽」から「精神集中」が、「精神集中」から「真実なる洞察的認識」が生じる。そして、そこから更に、俗世のものの疎外、欲情の放棄、ついには、解脱と解脱の自覚が生じると仏教では、教えるのである。
本書は、日本人では、中村元氏の仏教原典の訳と同じ仕事として西欧で為された仏教原典の西欧への解説書である。中村元氏の訳本も多く読んでいる私に取っては、興味深く読めた書である。

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