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ホームズとワトソンに下宿を貸していたハドソン婦人が書いたという設定の料理読本。19世紀のメイドがキッチンでどんな仕事をしていたのかが理解できる。冷蔵庫の無いキッチンがどれぐらい不便であったか・・・。そして肉食の大変さも。
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ありゃ。イメージ画像ないのねー。一度たりと作ったことはないけれど。
手放せない料理本です。設定上は、ミセス・ハドソンのメニューなのです。うふふ。
いちお、牡蠣が好きって設定があって(一説ではシャーロッキアンの上位者の設定かもかも?)、以来、私も食べるようになったよ〜。
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ホームズの下宿の家政婦だったハドソン夫人が当時を回想する…という形を取った独創的なレシピ本。なめくじの退治方法やガラスの磨き方なんかも書いてあって、イギリス風おばあちゃんの知恵袋的な本と言ってもいいかも。
写真なんかは無く、分量もイギリス方式(パウンド、オンスなど)のままで、知らない食材の名前も色々出てくるので、いったいどんな料理なのか想像力をかなり働かせる必要がある(笑)。
執筆は、イギリスのファニークラビッツという料理研究家で、YouTubeで彼女が出てくる料理番組を見ることが出来る。ヴィクトリア朝の時代背景(産業革命で生活が豊かになって、それまで庶民には手の届かなかった食材だったりが手に入るようになった)も考えながら読むと楽しい。日本でいえば、江戸時代や明治時代の庶民のレシピを見ているようなものかな?