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僕の手元にあるのは父親からもらった第2刷。第1刷が1981年4月15日。第2刷が同年5月10日。こういう本が教育現場から絶大な支持を得た時代があったという事実。もうボロボロなんだけど、自分に迷ったとき開く1冊。僕が教育を考えた原点の1冊です。
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15歳。
実際の本は『おれたちの教育直語 中・高校生1100人の証言』(いま、人間として別巻3)径書房/1984.6.21/なのですが、検索にはなかったので、同じ発行元の似たようなもので登録。
『おれたちの〜』は実際の中高校生へのアンケートの回答を掲載した本。
この頃は、反体制、反管理教育、不良少年少女たちからのメッセージなど、そういった類の本ばかりを立て続けに読んでいた。
大人の言い分、子供の言い分、今思えばそれを冷静にみきわめたかったというのが本当のところなのかもしれない…でも、当時は、それさえ自分で気付かないくらい、健全にドント・トラスト・オーバー30のティーンエイジャーでした(笑)。
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本当の教育とは何か。よい授業とはどんな授業なのか。宮城教育大学の学長まで務め、全国の小中学校や定時制高校で授業実践を重ねた筆者が問う。
子供たちの真剣な表情や、魂から出た言葉が読むものの心を打つ。
残念なことは、そうした実践の一部にしか触れられないこと。他の本にはより詳細な記録があるようだが、1時間丸々の記録を読んでみたい。
教育の原点に立ち返ることができるお薦めの1冊。