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[ 内容 ]
悪人正機説や他力本願で知られる真宗の開祖・親鸞。
危険思想視され烈しい弾圧にあいながらも、人々に受け入れられていった、その教えの本質とは何か。
師の苦悩と信仰の極みを弟子の唯円が綴った聖典に詳細な語釈、現代語訳、丁寧な解説をほどこした。
日本人の「こころ」を追究する著者の手でよみがえる流麗な文章に秘められた生命への深い思想性。
[ 目次 ]
窃廻愚案粗勘古今
弥陀の誓願不思議にたすけられ
おのおの十余ケ国のさかひをこえて
善人なをもて往生をとぐ
慈悲に聖道・浄土のかはりめあり
親鸞は、父母の孝養のためとて
専修念仏のともがらの
念仏者は無礙の一道なり
念仏は行者のために非行・非善なり
念仏まふしさふらへども〔ほか〕
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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生きづらさを感じて苦しい時、罪悪感や自己嫌悪や無力感で消えてしまいたい時、いつもこの本に救ってもらった。自分にとっては、買った値段の万倍の価値を持つ本。
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学術書かと思ったら、著者の宗教的な心情がかなり前面に押し出されてて驚いた。単純に教養として歎異抄を理解したいと思う人なは向いてないような気がする。