- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
死ぬ瞬間の子供たち みんなのレビュー
- E・キューブラー・ロス (著), 川口 正吉 (訳)
- 税込価格:1,602円(14pt)
- 出版社:読売新聞社
- 発行年月:1982.2
- 発送可能日:購入できません
専門書
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
末期疾患の子供とその家族のターミナルケアの実際
2003/03/30 20:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の「死ぬ瞬間」を読んで、この本も読む気になった。前著では、末期疾患で臨死状態に在る患者の心理状態が、否定、怒り、取引き、抑鬱、受容、の5段階を経る課程を実例で示し、各々の段階に対するターミナルケアの実際を語っていた。本書では、この5段階の実例を簡単に紹介したうえで、前書では取り上げらていなかった、末期疾患の子供とその家族、家族に子供がいる 末期患者、の事例を紹介している。子供たちが、如何に自分や家族の死を、直感的に正確に把握しているか、そのケアをどうすれば良く、どうすれば失敗するか、を具体的に示す。即席画による患者の無意識の分析事例、子どもを亡くした母親とのペアレントケアに関する対話、救急看護婦との対話、も載せられている。著者はしがきの日付けは、1980年夏になっている。この20年間で、日本におけるターミナルケアの実際は、どのようなものになっているのであろうか。米国との格差は依然としてあるのだろうか。心許ない、薄ら寒い、気がする。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |