投稿元:
レビューを見る
登校拒否児童になりかけた小学校6年生の時に、母親が買って読み聞かせしてくれた想い出の一冊。
今でも何かがあると読んでしまうので、もう黄色く変色してます。
哲学的なもので、叔父さんとコペル君の手紙のやりとりが中心です。叔父さんの返答が優しいのですが、的確で本当にこういう大人はすごいななどと思って母親の朗読を聞いていました。
悩んでしまうことがあったら読んでみてください。
投稿元:
レビューを見る
烏兎の庭 第二部 書評 12.29.04
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/copely.html
投稿元:
レビューを見る
ちょっと哲学。おじさんのノートには大切なことが書いてあって、読むとその時々になって必要な箇所が浮き上がる感じ。
投稿元:
レビューを見る
ずーっと読んでみたいなぁと思っていた本。二十歳を目前にしてやっと読むことができました。コペル君こと本田潤一という中坊君の生活の中での思索と、その考えたことを聞いたおじさんがノートにしたためた内容とが軸になっている。戦時色濃き昭和時代の少年少女むけの作品だ。印象に残っているのは「人間分子網の目の法則」のくだり。コペル君が身の回りにある物を題材に思考を突き詰めていく中で発見した法則で、私達が持っている物は生産過程の中で世界中のいろんな人の手を経ていて、それゆえ人間は世界中の顔も知らない人ともいろんな物を通じて網の目のように関わっているということを言っている。一人の人が生きている中で、色んな人に支えられていることを忘れちゃいけないよ、だから感謝をしなくちゃね、とおじさんは締めていた。なるほどねぇ。
投稿元:
レビューを見る
この本の良いところはコペル君と伯父さんとのやりとりを通じて、「人間は平等ではない」ということを全ての前提としつつ、そこで「恵まれた人間はどうあるべきか」という視点でもって話を進めているところ。
そこには、そこらへんに氾濫している、自己中心的な啓発本が持ち得ない、大局的かつ大義的な視点が存在している。絶対的良書。いつになっても読み直せる。
投稿元:
レビューを見る
小学生のときに読み、中学生のときに課題で読み 20過ぎてもう一回読んでみたかな
子供ができたら読ませたいと思った記憶がある。
投稿元:
レビューを見る
中学生の頃、担任教師に借りて読んだ本。簡単に言えば人生の教訓を書いた本だが、そんな言葉では括りきれない作品。
主人公のコペル君に対して、叔父さんは実にさまざまな言葉を与える。時には叱り、時には誉める。しかし一貫しているのは、コペル君に考えさせる叔父さんの姿勢だ。そこには、甘やかすだけではなく、子供を教え導く、真っ当な大人の姿がある。
大人になると、仕事上のミスなどでない限り、なかなか周囲の人間に叱られることはない。また逆に、手放しで誉められることもあまりない。しかしこの本を開くと、両親からただ愛情を享受するだけでよかった子供の頃に戻る。そして背筋を伸ばして、この本に教えてもらうのだ。
この作品に触れる時、私は未だコペル君のままだ。いつかは、叔父さんの立場で手に取ることができるのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
これは、娘の中学校の先生が、入学記念に生徒全員に贈ってくださった本です。中高生のうちに読んでおくことをお勧めします。本当に良書です。
投稿元:
レビューを見る
我が青春の書
友情とはなにか、そして生きるとはなにか
コペル君の様に、考えながら生きる事を始めた頃に読みました。
物語の様に綺麗には生きられないけれど、人生は清々しいものであって欲しい。
投稿元:
レビューを見る
中学のとき先生が薦めていたから読んでみたけどそのときは訳が分からなかった。その後結構経ってからで読んでみた本。うーん、面白くない。
投稿元:
レビューを見る
とっても考えさせられる作品。
難しいような題だけれど、中学生でも読めるような簡単でストーリー性もあって分かりやすく、読みやすい。
何度再読しても、感じることはとっても新鮮。
一度、読んでみられては!?
投稿元:
レビューを見る
う〜ん、高校生の時に読んだけどあまり印象に残ってないな。道徳心について考えさせられた覚えはあるが…名書らしいし、また読み直そうかな。
投稿元:
レビューを見る
タイトルだけみると、「お堅い本なのかな〜」って思うけど、実際はそんなでもない。
しかも、けっこういい。いいこと書いてある。少し危険なにおいもするけどね。自分が本当にやりたいことを我慢して安全な道、例えば公務員の道を歩んじゃってる人、又は歩もうとしてる人、そういう類の人にはいささか危険かもね(笑)いろんな意味で。
以下引用。
「いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えててゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心のそこから思ったりしたことを、少しもゴマ化してはいけない。」
「肝心なことは、世間の眼よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。」
投稿元:
レビューを見る
読めば視野が広がると思う。ただ物語が進行するにつれて粗雑な印象を受けた。叔父さんのノートは興味深い。全体をまんべんなく眺めることが大切なのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
中学・高校時代に、もう何回となく読んだ本。友達とのこと。社会とかかわること。簡単に答えの出ないような問題がたくさんあって、ちょっと戸惑ったかも。おじさんのノートが素敵。