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気持ちが落ち込んでいる人は特に読むべき。
本書では、乱暴に言ってしまうと当たり前のことしか書かれていない。
しかし、上手く行っていない時、病んでいるとき、「当たり前のこと」が出来ていない自分を気付かせてくれた。
何でこんなこと言われなきゃいけないんだ。
自分は悪くない…。悪いのはあの人。
そんな風に被害者面して人のせいにしている限り人を動かすことは出来ない。
自分がそういう思考に陥っている時、次の文章で感動した。悪い気分が嘘のように一掃された。
"この道は一度しか通らない道。
だから人の役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう。先延ばししたり忘れたりしないようにーー。この道は二度と通らないのだから"
自分の場合、平常時に読んでいたら「まぁそうだよね」という感想しか生まれなかっただろう。
この本が名著として読まれ続けていることから、当たり前を実践し続けるのがいかに難しいか、ということが言える気がする。