紙の本
マザーグースばっかり、ひいきしないでね
2001/05/11 19:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木村由利子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
千代紙みたいな表紙のついた、てのひらサイズの本。何だか懐かしい感じで、そのくせモダン。あれっと思わず、足を止めさせる。
はじめて書店でこの本を見つけたとき、こうして私は足を止めた。
何だろ、これ。
ページをひらくと、おおっ、ひらかなとカタカナばっかり。
童詩、ってやつかな。北原白秋とかが書いてたみたいな。
好きだったけど、子どもっぽさをてらっていたら、今読むのはちょっとなあ。
と、「詩人」たちの名前を見れば、こねずみしゅん? ぐるーぷ・めだか? みのむしせつこ? かたつむりでんきち? わははははあ!
読み出したら止まらず、とうとう最後まで立ち読みしてしまった。
元の場所に返そうとしたが、手が抵抗する。ほしい。この本、ほしい。買って帰ろうよお。
現在うちの本棚には、「のはらうた」全4巻が、背表紙を並べている。
からだになじんだ七五調あり。いわゆる「児童詩」風あり。かと思えば、CMソングのようにおしゃれな歌詞風あり。飽きない。
子供向けの詩は、洋物の方がずっと好きだったけど、この本を読んでから、宗旨替えした。そりゃね、つりがね草とかさんざしとか、羊飼いの少女なんかが出てくる詩は、ロマンチックだよ。でもここに出てくる生き物たちは、註がなくってもすぐ目に浮かぶものばかり。今でもマザーグースのうたは好きだけど、この本を開くたびに、ほっこりするのね。
オレンジは香りがよくておいしいけれど、やっぱりみかんは温州みかん、って。ちょっとちがうか。
そして数ある名詩のなかで、忘れられないのは、きりかぶさくぞうさんの次の作品です。
わしは
いちにちじゅう
「どっこいしょ」を
している
投稿元:
レビューを見る
小学校の頃、何度も図書館で借りて読みました。リズム感がって優しくて、小春日和に読みたい1冊。息子である松本大洋さんの作品もおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
http://mit56.way-nifty.com/dawn/2005/01/post_4.html
投稿元:
レビューを見る
落ち込んだときに読むと心がふっと明るくなるような気がします。すーっと暖かい風が心に溜まった負のものを一緒に流してくれました。
投稿元:
レビューを見る
n:工藤さんは、福岡のご出身。娘が3歳の頃、地方新聞のコラムに工藤さんが連載されていた。それを、何故か?スクラップしていました。うん…工藤さんのことも知らず、ほかの作品も知らずに。
娘は今になって、スクラップを読んでいるし、息子の幼稚園は「仏教系」でしたが、工藤さんの「のはらうた」を毎月1作品、音読していました。工藤さんは、好きだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
自分が小学校だった頃に 教科書にも載っていた作品。_
子どもの頃も 大人になっても大好きです。_
ディズニーのように子どもに戻れる感じがする詩が、たくさんあります。
投稿元:
レビューを見る
のはらむらのこどもたちのうたは
すてきだとおもいます。
おすすめ度★★★★
うたがおもしろいから。
投稿元:
レビューを見る
だいすき、のはらうた。のはらうたは、人生です。これほどまでに、豊かな感情を、自然は湧きあがらせてくれるんだね。今年のわがクラスの学級通信の名前にもさせていただきました。
投稿元:
レビューを見る
小学校時代に出会った詩集です。
きっかけは学校の先生だったかな?
グループめだか。
こりすすみえ。
かまきりじゅうじ。
さまざまな登場人物が独特で楽しい世界観を歌います。
動物たちの心になって楽しんじゃいましょう。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ5冊ほどざっと。
作者の工藤さんが、
空や、風や、海や、山や、
そこに住むさまざまな生き物になりかわって
ひらがなとカタカナでやさしく綴る詩。
小学校の図書室を思い出しました。
流れるように続く物語に比べて、
詩や短歌っていうのは言葉ひとつひとつの扱いが丁寧で面白い。
ちいさい子どもが詩を読んだり歌を歌ったりするの、
言葉の感覚を身につけるのにすごく役立つんだろうなーと。
言葉って単純に理屈ではなくて、
自分の口で言って耳で聞いてっていう感覚的な部分が結構重要だから。
文章では表現できない楽しさとか可愛らしさとか。
決められた枠があるからこそ広がる世界もありますね。
投稿元:
レビューを見る
小学校の時はよく教科書にのっていて、音読とかさせられたよね…
そのときは、なんとなく恥ずかしくて、あんまり好きじゃなかったけど、今になって読むと、すごいなあと…
詩ってあんまり分からないんだけど、感覚的に、これは好きだな、と思える本だった。
とくに好きなの…
「おがわのマーチ」ぐるーぷ・めだか
これはまさに教科書にのってて班で読んだ…ほんとにリズミカルで元気で、可愛い詩
「あいさつ」へびいちのすけ
「うみよ(よびかけのうた)」わたぐもまさる
「ひかるもの」からすえいぞう
投稿元:
レビューを見る
2011年度:4青「けっしん」 6緑「おつかい」 2赤・6青「めがさめた」
「ぽいぽいたいそう」「えへん」「めがさめた」「ふゆのひ」「あきのひ」
投稿元:
レビューを見る
子どもの頃図書館で出会た本。
詩が好きになったきっかけ。
大人になって、書店員として働いていたときに再び出会って購入。
野原の動物や虫たちがまるで、私達と変わらないかのように物を考え、感じている姿に感動した。
私達よりもはるかに地球を体感している様子を感じられる。
投稿元:
レビューを見る
持っているのに本棚に入れてなかった。
こどものころに出会っていたら、
もうちょっと違った印象だったかも。http://www.noharauta.jp/
【追記】
wikiって驚いた!
松本大洋は息子なんだ!!
この創造性のDNAて、すごい!!
投稿元:
レビューを見る
以下、好きなうた
「ひだまり」 とかげりょういち
「みず」 こぶたはなこ
「おれはかまきり」 かまきりりゅうじ
「ひかるもの」 からすえいぞう
「くらし」 きりかぶさくぞう