シャーロック＝ホームズ全集 １０ シャーロック＝ホームズの帰還 下 みんなのレビュー

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投稿者：タンスの角に薬指　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

偕成社から全14巻で出版されているシャーロック・ホームズ全集の第１０巻です。短編集としては第6弾となります。
６つの短編小説が収録されています。
著者のコナン・ドイルはこれらの作品をストランド・マガジンに掲載する事で世に出しました。

「六つのナポレオン像」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）
「三人の学生」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）
「金縁の鼻めがね」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）
「スリー・クォーター失踪事件」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）
「アベ荘園」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）
「第二のしみ」（ストランド・マガジン1904年5月号掲載）

どの作品も面白いですが中でも「スリー・クォーター事件」ではホームズのライバルだったモリアーティ教授に匹敵するというレズリ・アームストロング博士が登場し、ホームズも少々苦戦します。なかなかのお話でした。
ただアームストロング博士はこの一度の登場だけだったのが残念です。