投稿元:
レビューを見る
証拠の残らない毒が次から次へと人の手を渡っていく。
この話を読んだのは中学か高校か、かなり前だったのでドラマ化して驚いた。彼の作品の中でも特に本を読まない人に勧めやすい作品だと思う。
投稿元:
レビューを見る
短編集だが、連続して一つのストーリーを成し、良く出来た話だと思った。証拠も残さず、人を毒殺でき、それも病死に見せかけられる完全犯罪の毒薬。それを手にした時に人はどうなるのか?
投稿元:
レビューを見る
去年?ドラマ化された「無味・無臭、絶対に検出されず、効き目が表れるのは飲んでから24時間後」という“夢のような毒薬”にまつわる4編からなる連作長編。
4編ともかなり悲劇的な結末を迎える。
赤川次郎の初期作品は、本当に伏線の張り方とその回収どころが素晴らしい。
余談だが、解説が故・氷室冴子なのもなんとも切なかった。
投稿元:
レビューを見る
読んだきっかけはドラマでこの作品を知って、絶対に検出されない毒という設定がとても面白かったので買いました。そして初の赤川次郎作品です。読んだ感想は、事件が起きるたびに毒薬が転々と新しい人に渡っていきそれぞれで全く異なるドラマが描かれているので読んでて常に新鮮で飽きずに最後まで楽しめた。そして毒薬を使った人の人生が狂うというのもまた毒々しい。面白かったです!
投稿元:
レビューを見る
痕跡の残らない特別な毒。研究室から盗まれ、色々な人の手に渡り事件が起きる。
毒の管理も悪いし、真相が拍子抜けだったり、突っ込みたいところもありましたが、何年ぶりだろう❔の赤川次郎は読みやすい。ドラマ原作ということで、手に取りま
した。
投稿元:
レビューを見る
以前TVドラマを観ていたので原作も読みたくなりました。
たった1滴で殺人が出来てしまう、しかも証拠が残らないと言われたら…。もし憎んでいる人がいたら、使ってしまうかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
毒(ポイズン)という題名から、暗殺殺人の、人の裏の裏をかいていく薄暗い話しなのかと思ったら…。いい意味で裏切られました。こんなミステリーもあるんだなあ。
話しは4章に分かれていて、どうやって繋がっていくのかが気になって一気に読んでしましました。ただ、オチが少し弱いなあと思い、星は3つ。赤川次郎の作品は初めて読んだのですが、今までにない雰囲気のミステリーでした。
投稿元:
レビューを見る
20年以上前に購入したものと、この表紙が違う…
証拠の残らない毒、自分だったらどうするかなあと、当時物騒なことを妄想していた記憶が(笑)
結末が残念。
投稿元:
レビューを見る
一切証拠を残さず人を殺す事が出来る毒薬を巡る四つの話。
毒薬がメインかと思いきや・・・いやーな人間関係、縺れ、が中心。
本当にこんな薬があったら・・・イヤイヤ考えるのよそう。
投稿元:
レビューを見る
再読。今クールのドラマで、たまたま「刑事が容疑者を殺すとき」の回を観ました。内容はほぼ覚えていた通りだったのですが、主役と思われるピース綾部の人物像が全く思い出せなくてすごく気持ち悪い思いをしました。それで再読してみることに。結論から言うと、設定が変わっていて原作の教授はあんな風じゃなかったのでした。私は毒薬の生い立ちも人の手に渡る渡り方も原作の方が好きですがドラマとなると確かに設定を変えた方が面白いですね。ドラマの最終話はどんなふうになるのでしょうか。かなり昔の作品ですが再読でも十分楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
短編で読みやすい。けど、結構ハラハラする。
因果応報というか、いい意味で後味の良いストーリーが続く。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というやつでしょうか。
一番怖いのは最初の台詞の人。
投稿元:
レビューを見る
毒薬がきっかけで毒薬と関係ないところでも人が死んでいくのすごく怖かった、けれどいいものでも悪いものでもああいう夢のような(?)薬ができてしまったら必ず起きることなんだろうな…
2話目がちょっと怖すぎた
投稿元:
レビューを見る
その毒の致死量はわずか1滴。
検出不可能なうえ、効果の発動は24時間後。
まさに完全犯罪にうってつけ。
ひょんなことから4人の男女の手に渡り、悲劇が起こる。
ストーリーとしては愛憎渦巻くサスペンス、のはずなのに驚くほど軽やかに読めてしまう。
全四話。あのクライマックスも悪くない。
投稿元:
レビューを見る
今まで人生40年間読まず嫌いをしていた赤川次郎さんの本を初めて読んだ。夏の100冊の景品に釣られただけだけれど、こういうことが起こるのがこのキャンペーンの良さ。
デスノート世代なので、この手の話を読むとまずそれを思い浮かべて比較してしまうのが良くない癖。
とはいえ、話の進み方はまったく違う方向である。読みが当たった部分もあれば外れた部分もあるが、最後のオチはなんとなくそうなるだろうな、という感じではある。ただ、発明した教授は毒の弱点を知ってたのではないかと思うんだが、そのへんに設定の甘さが少し。
あと、瓶のかたちが報道されてしまっていることに時代を感じるな。
とはいえ、終始非常に読みやすい本だった。赤川さんの本が流行るのも分かる。
投稿元:
レビューを見る
ミステリーは何冊か読んでるけど、恥ずかしながら赤川次郎は一冊も呼んだ事無かったなと思い購入。
下世話なバラエティで見た事があるけど、実際こういう毒ってあるらしいですね。どうなるんだ…と思ってたら、意外にファンタジーでした。女は逞しい。