紙の本
女性らしい優しい詩がいっぱい
2001/02/23 01:29
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
私がこの筆者を知ったのは、雑誌の特集でだった。そこでおさめられていた「大漁」という詩。この詩の中で筆者は大漁の喜びの陰に隠れた海の魚たちの悲しみをよんでいる。
華やかなもの目立つものの陰に隠れてしまったものを見る優しい視点に私は心打たれた。
金子みすヾの詩はその後反響を呼び、国語の教科書にも掲載された。
特に子供に勧めたい一冊。
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土の上に寝ころんで語られる言葉には、とても大きな広い考え方があふれています。ことばの一つ一つに幼子時代が甦り、そこで受け取れなかったものを、彼女の詩から与えられるのかも知れません。
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“みんなちがってみんないい。”
このひと言に尽きますね。。
大好きなフレーズです。
“見えぬけれどもあるんだよ”
こんなドキッとする言葉にも出会えます。
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中学の先生に頂いたものなんだけど、リズムのいい、素直な言葉の文章の中に、鋭い意味が込められていて、ぐっとくる作品がたくさん。「わたしと小鳥とすずと」が一番好きかな。
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みんなちがって みんないい。
生あるものはすべてに何らかの役割があり無駄なものなんてないのだとやさしく語りかけてくれる。
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心の中から湧き上がってきた素朴で純粋なやさしい気持ちが、自然や身の回りのことに寄せて紡がれています。
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こちらも金子みすずの詩集。
好きな詩は「星とたんぽぽ」「大漁」
何故詩人のことばはかくも美しいのか。
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優しい言葉にじんわりとくる。金子みすゞの天才的な視野に舌を巻く。
知ったきっかけはうちの母が購入した時。素敵な詩だなあと純粋に感動した記憶があります。by悠奈
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26という若さで亡くなった金子みすゞさんの詩集。読後、もっともっと視野を広め何モノにも優しくして生きねばと考えた。
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やさしい言葉が一杯です。
自分に自信がなくなった時はこの「わたしと小鳥とすずと」を
読んで元気を出します。
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切なくて優しいことばたち。ある時はこれを読んでほっとして、ある時はこれを読んで涙した。多感な時期を一緒に過ごした友達。
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祖母から昔もらった本。今まで読んでなかったのがもったいないくらい。とても優しい気持ちになれる童謡がたくさん。
弱くて、目立たない、小さなもの達。
普通だったら見過ごして注目さえしないもの達に、優しい眼差しを向け、情緒豊かに歌い上げる。(2004/8月頃読了)
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きれいなものもそうでないものも何ひとつ否定せずにつつみこむ。深く深くつつみこむ。彼女の壮絶で短い人生をかえりみると、どうやったら手の中に掬いとったきれいな水をきれいなままでいられたのだろうと思う。すごくやわらかいのに芯があってやさしいのに切なくてあたたかいのにその裏側でちくっと刺さる。大事な場所に大切にしまっておきたい。
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とても静かな詩集。
タイトルになった詩の『みんなちがって、みんないい』はいろいろなところで聞かれているかもしれない。自分の至らなさにへこんでみたり、分かり合えない隣人に途方にくれたりしたときに心の中で繰り返す。どれも好きだけど『犬』という詩が心にひっかかります。
いろんな凝った言葉をこねくり回すより、ずっと心に近い本。
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だいぶ前に読了。
以下、メモ。
金子みすゞが残した512編の作品から、まず最初に読んでほしい60編を選び、旧仮名・旧漢字を改めて読みやすくまとめた童謡集です。小学校国語教科書に採用されている作品をすべて収録しています。