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クリストファー・アレグザンダーによる名著。生物としての人間にとって本当に心地よい環境的・建築的条件を系統立て、なおかつ互いをリンクさせながら(まさしく紙の上でインターネット上のリンクの概念を実現している)象徴的な写真と共に大変よく網羅し、まとめてある。設計課題に困った時この本を眺めていれば、何かしらのインスピレーションを得ることができること請け合い。借りて読むのではなく手元に置いておかなければその効力は発揮されないと思うが、いかんせん値段が高すぎるのでぜひアマゾンユーズドを狙ってみては!!
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クリストファー・アレグザンダーの建築観の集大成である。アレグザンダーの本も数多く出版されているが、初期の『形の合成に関するノート』(鹿島出版会 1978)と本書が決定版である。パタン・ランゲージは近代建築の機能主義を乗り越えるためにアレグザンダーが考案した設計方法である。僕は1980年代にアレグザンダーにのめり込み、彼の『形の合成に関するノート』を通じて、モダニズムの機能主義を極限まで推し進めた方法を学んだ。技術に関する彼のプレモダンな考え方を共有できないので、最終的には袂を分かつことになったが、建築計画学の面では本書を越える計画理論は未だに出現していないと思う。
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修士論文参考文献。
アレグザンダーの名著『パタン・ランゲージ』。
「パタンは生き物であり、進化していくものだということである。 "The Pattern Language"( 唯一のパタン・ランゲージ) ではなく、 "A Pattern Language"( ある1 つのパタン・ランゲージ) ということである」
再解釈。
パタンの生成。
新たなる設計手法へ。
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学生時代からの付き合い。
批判もよく聞くが、パタン化をするとすればこうなるが当然なような気がする。それから、決して抒情ではない。
この本との出会いによって卒業制作があり、日光のまちづくりがあり、今があるのだなと。今、手にとって思う。
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いろいろなタイプの設計面での心がけが記載されている。
パターンとして挙げられているが、体系的なのかというとそうではない気がした。
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何度読み返しても面白い本。
生まれ変わったら建築家になって好きな家を建てたい。街も作れそう!
妄想が膨らむ本です。
建物を通じて、現代が何を殺したかが見えてくる本。
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アーキテクト、という事を考える際には必ず避けて通れない本
絵がイマイチだったり、学問的、科学的には勿論ではあるが古臭いものの、後への貢献を含めれば仕方ないし、大いなるスタート地点として、またいろいろな分野にも応用できる知的モデルとして、値段が値段ですが図書館で借りて見て欲しい本です
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パタンで町やコミュニティを定義することから始め、一群の建物や個々の建物を地上で立体的な形にし、空間計画から部屋や窓やドアの細部を作る。町・建物・施工における全230種のパタンを辞書的に網羅。
住宅を表現する材料が、様々な詩的な表現であること。町やコミュニティから家、窓や椅子まで、ぜんぶがつながって作られること。知らなかった別次元です。
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Web制作のバイブルと聞いて手にとって見た。都市を作るにあたって考えうるありとあらゆることが、考察されて「こうした方がいいんじゃない?」というニュアンスで書かれている。それこそ夫婦の寝室はどうあるべきかみたいな細かいこととか、都市は水辺の近くに作ろうよみたいな大きなことまで。細部まで徹底的に調査し、詰めていくという行為がプロジェクトのまとめ方に共通するので、「ウェブ制作のバイブル」と呼ばれているのだろうけど、字が小さくてページ数が膨大なためざっと目を通しただけで精一杯だった。
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【建築学科】ベストリーダー2024
第5位
東京大学にある本はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2000121987