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かなり強烈な作品。
ほとんどの作品がテーマどおりに
女性が悲しい目を見る作品となっています。
最悪の場合だと見える範囲で浮気をされるとか…
最悪のケースは「熱風」のそれでしょう。
これは著者の書き方では
かなりアブノーマルな表現を
用いているので苦手な人は要注意です。
一番癖の強い作品に思えました。
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気取った男女が織りなす短編集。
強がり或いは美意識により素直になれず、修羅場にもならず、振られてしまう女たちの話。
若かりし頃ならカッコいいと思ったかもしれない。
(図書館)
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恋に敗れた女性や、夫に愛情を抱くことのできなくなった女性などを描いた12の物語を収めた掌編小説集です。
気の利いたセリフ回しと、ドラマのような劇的な場面を切り取った描写が印象的です。もっとも、こうした作り込みが度を過ぎて、深刻な場面であるにもかかわらず、どこか浮ついたような印象を抱いてしまうことがあったのも事実ですが、日本の伝統的な小説に付きまとってきた私小説的な暗さから抜け出ていこうとするところが著者の作品の特色を成しているように思います。
ただし、そのような効果を上げるのに成功したのは、果たして著者の小説家としての手腕によるものなのか、それとも時代の風の後押しを受けてのものなのか、という点に、若干の疑問を感じています。
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昭和の女性の恋愛本はやはり肌に馴染まない。女は追いかけるもので憐れで滑稽だ。でもこれ昭和57年の。自分が生まれた頃ってこんな時代だもんな。根本何も変わってないな、まぁ30数年じゃ変わらないか