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話の主題が素朴で、古いSFという印象。
それに、SFと言うよりかは奇妙な味。
表題作は方程式関係ないじゃん、というツッコミ待ちに違いない。方程式じゃなくて論理式。
更に残念なことに、落ちが途中で読めてしまう(さぁ、きちがいになりなさい)。
シェフとボーイと客の話が味があってとてもいい。
記憶売りは、PKD(トータルリコール)か星新一か、と思って読むと、レイブラッドベリ(華氏451)だった。
主人公の記述も後半は詩情豊かになっていて、芸が細かい。
本当に短い話ばかりの短編集
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知らないあいだに表紙が変わっていた…!
登録して初めて知った
いまどきの表紙はこてこてのSF臭が払拭されているんだな(という懐古)
SF入門書として読みやすいと思うけれど、これって今からSFに入ってくる人たちにとって、どれだけ需要があるんだろう…
ある種のノスタルジーを求める人向けじゃないかな…
古きよき時代のSF
ハインラインの『夏への扉』やブラウンの短編に代表されるような乾いた郷愁がある
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16作品を収録。1話あたり大体20頁ぐらいなんで、サクサク読めます。
「倍のお返し」、「残酷な方程式」、「それはかゆみから始まった」、「シェフとウェイターと客のパ・ド・トロワ」あたりが面白い。
ひとつひとつの作品では、早川書房『人間の手がまだ触れない』の方が質が高いと思うのだけど、読むタイミングが良かったのか、軽快な筆致とユニークかつ多彩な作品群に、かなりはまりました。
SF入門書として、おススメ出来る一冊かと。
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16篇収録、ブラックでシュールな”奇妙な味”短篇集。お気に入りは表題作、「コードルが玉ネギに、玉ネギがニンジンに」、「記憶売り」、「シェフとウェイターと客のパ・ド・トロワ」かな。
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途中でくじけそうになりながらも、何とか全編読みきった。ロボット三原則を思い出すもの、わけわかんないもの、『藪の中』みたいなものなどなど、まさに、ごった煮状態。
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前半は面白いが後半微妙なのが混じる。早川書房の「人間の手が触れない」よりはマシか。「冷たい方程式」と同一視されるのか、なぜか図書館に置いてないことが多い。