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生き方、行動すべてがかっこいい。
これを機に、ベトナム戦争、ポルポト、カンボジアについていろいと読んでみようと思った。
またどこかで写真展があれば、ぜひ行ってみたいです。
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カンボジアの戦場で若くして悲運の死を遂げた写真家の物語。
戦場の臨場感や血なまぐささ同日にその国で生きる人々の生き生きとした姿が伝わってくる。
写真のもつ力強さと、戦争の惨さやそんな中で生きる人々の姿を伝えようとする著者の姿勢を感じずにはいられない。
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ある戦場カメラマンの手紙と日記をまとめたもの。戦火のカンボジアの様子が生々しく伝わってくる。
最後に一ノ瀬さんはどうなったのだろう?クメール・ルージュが政権を握った後のロックルーは?気になって仕方がなかった。
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憑かれたように内戦下のカンボジアに潜入し、戦場写真を撮りまくり、アンコールワットに焦がれた戦場カメラマンの日記および書簡集。24歳活動開始26歳没。この人生を表す言葉を持てない。命を大切にとか、そんなことじゃない。とにかくこんな男が自分の生前にいたことに驚くのみ。
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前に後輩の宮嶋茂樹さんがあるテレビ番組で彼と同じシチュエーションで同じ場所を撮影していたものを見て、読んでみようと思いました。26歳で戦場に散った男の魂の軌跡です。
僕の記憶が定かではないので、なんともいえませんが、確かこれを大学時代に読んだような気がして、今回、これを紹介するというのと、後輩であり、同じく戦場カメラマンである宮嶋茂樹さんが彼のことを紹介していたのと、あるテレビ番組で一ノ瀬泰造と同じ場所、同じアングルで写真を撮影していたこともこの本をもう一度読もうと思ったきっかけなのかもしれません。
あまりにも有名なのであらすじをここで書こうか迷うほどですが、この本はフリーの報道写真家として2年間、バングラデシュ、ベトナム、カンボジアの激動地帯を駆け抜け、26歳で斃れた青年の鮮やかな人生の軌跡と熱い魂の記録でございます。もっと具体的にいうと、この本は現地から家族や出版社に宛てた手紙や、取材ノート。そして圧倒的なメッセージ性を持つ写真で構成されていて、僕ものその一人なのかもしれませんが、『荒野を目指す』人間にとっての永遠のバイブルのひとつでございます。
特に一ノ瀬泰造が持つ『視点』。現地の子供たちに『カラテ』や『ジュードー』を教えながら彼らの生きるありのままの姿を見つめ続けていたのだということを彼の言葉から感じることができます。そして、彼が生涯を通してみたかったといわれるアンコール・ワット。今ではそこは世界遺産として、重要な観光資源となっており、彼が常駐していた町も、今では観光地として栄えているのだそうです。時の流れは残酷なくらいの速さで進んでいるということを痛感したということと、彼の残した言葉と生々しいまでの『息遣い』は今も、時代を超えて強く語りかけるだけの力を持っているのだなと改めてそう感じました。
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まだフィルム入稿だった頃、海外のとある小さな新聞社で働いていました。Capaやサワダに憧れて、いつかはと思っていた私。そんなころに出会った1冊。等身大の「一之瀬泰造」に衝撃を受け、そして涙しました。
あれから10数年経ち、アンコールワットを訪れる機会があり、再読しました。あの頃の自分と自分の気持ちとは全く違うことをしながらも、いや、だからこそか、胸が熱くなりました。そして、アンコールワットでは、たぶん一之瀬さんが眠っていたと思われるあの菩提樹を見つけ、タバコに火をつけて供え、祈りました。
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若い。こんなに若かったのか。
ストレートで素直な日記と書簡。飾らない言葉。彼の年齢に近いからか、強く共感でき、また同年代ながら、その行動力には尊敬の念を覚える。
日記に会話が多い。それだけ人と交流していたってことなんだろう。
若いゆえの勢い、熱狂を感じる。
捕虜解放の場面の記述に胸を打たれた。
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若くして亡くなった戦場カメラマンの写真・書簡集。書簡に見える一ノ瀬泰造は、冗談も言えば女も買う、普通の若い男。写真の上手・下手はわからないけれど、彼の写真が訴えてくるものはわかった。写真の中の人々・風景。感じ取るのではなく、感じる。
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天真爛漫に戦場を駆け抜けた若きカメラマンの生き様。
何かに迷った時、勇気が出ない時、元気が出ない時に読むと前向きな力をくれる。
本の中に登場する「求めよ、さらば与えれん。叩けよ、さらば開かれん」というこの言葉を、私は座右の銘にしている。
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【34】
戦場カメラマン一ノ瀬泰造の手紙と手記を纏めたもの。
この作品の映画を観て、卒業旅行にアンコールワットに行くことを決めた。
仕事に、写真にこれほどまでに命を懸けられる生き様が羨ましい。彼の覚悟が、若者の心を打ち、アンコールワットへ向かわせるんだろうな。
もう一度、映画を観て、そしてアンコールワットへ行きたいと思った。
2011.2.28読了
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戦場写真家としてカンボジアを撮り続けた彼の情熱と戦争の実態を伝えた本。
1人の人物の伝記として読むも良し。豊富な写真から歴史の実態を見るも良し。
特殊なジャンルの本ですが、一気に読めてしまうほどの濃い内容です。若い人、特に中学生・高校生ぐらいの人に読んでもらいたい。
写真が伝える現実というものに衝撃をうけ、趣味の範囲内ながらも私が写真を撮ってみようと思うキッカケのひとつになった本です。
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カメラを志す青年がカンボジアのアンコールワットを撮りに行く。時期はベトナム戦争時。本人が亡くなったのちの手紙と日記が主な内容で、赤裸々な本人の想いや考えが表現されている。旅をしている若者(?)の身として、共感出来る部分が多々。
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思えば去る2007年4月、タイ~カンボジア~ベトナムへの一人旅に向けて情報収集する中で一ノ瀬泰造という人の名前だけは知っていたのだが、アンコールワットに行った時も、ベトナムの戦争証跡博物館でも私は彼に対してあまり興味を示さなかった。
ある時偶然めくった新聞記事で同郷出身で、アンコールワットに憧れ、当時の私と同年齢、26歳で倒れたことを初めて知る―。
それから興味が湧いてこの本を読んだのだが、写真に対する熱い想い、アンコールワットへの憧れ、母からの手紙・・・どれもこれもリアルな体験や気持ちが綴られていて、ぐっときた。
もっと早くこの本に出会っていれば、旅がまた違うものになっただろうと思うと悔しくてならない。
また、カンボジア、ベトナムに行きたくなった。
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フリーの報道写真家として、バングラデシュ、ベトナム戦争、カンボジア内線などの激動地帯を取材した一ノ瀬泰造。クメール・ルージュが支配していた西側からアンコール・ワットを撮影したいと切望、「旨く撮れたら東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだらサヨウナラ」という手紙を友人に送った後、アンコール・ワットに潜入、消息を絶つ。その9年後、シェリムアップ郊外で遺体が確認された。
同名映画で彼のことを知った人も多いだろう。彼の写真、母や友人に送った手紙、日記、などで構成されたこの本からは、若さ、ひたむきさ、ちょっといい加減で陽気だった姿が伝わってくる。内線が終結し、世界遺産の観光地として人気を集めるアンコール・ワット。今の姿からは想像もつかないが、こんな時代もあったことをぜひ知っておいてほしい。
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想像以上に生々しい。
この日記や手紙の内容が、本当にこれを書いている時に 一ノ瀬泰造のまわりでリアルタイムに起こってた事。そ れがショック。
一ノ瀬泰造って人が大体どんな人で、この本が大体どんな内容なのか?
何となく入ってきてた情報で自分の中でイメー ジしてたけど、
それがキレイごとだったんだ な、、、と思った。
人って思ってるより強い し、でもあっけなく死んでしまう。
ベトナム 戦争がどんなものだったのか?カンボジアの内戦がどんなものだったのか?
調べてはみるけど・・・よくわからない。
何のために、誰と誰が戦ってたんだろうなぁ。