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読了。待ち時間を潰すための本を忘れたので本屋へいったら目にとまり、なんとなく購入。子供向けの絵本だったけど、大人でも楽しめると思った。大きい絵本だからチラッとみるつもりが、止まらなくて公共の場でどうどうとみてしまった。帰ってじっくり見返してみよーっと。
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見たり聞いたりしたことを、何もかもおぼえこんでおくことなんて、どだい無理なんだ。頭とはスポンジみたいなものだとおもえばいい。たっぷり吸い込むだけだ。いっぱいになればおしまい。それに、だいたい電話のダイヤルの数字とアルファベットの位置をおぼえておく必要性なんてないんだ。自分が使うときにはいつも、ちゃんとおなじ位置にあるものなんだから。
細かいことまでおぼえておくことが、かならずしもいいとは言えないんだ。ものをみるくせをつけること。ちゃんとみることが、いい勉強になるんだ。きみがずっとないがしろにしてきたことが、いろいろみえてくるよ。(p.14)
何が問題なのかはっきりさせることが、いつもかんたんにいくとは限らない。だけど、それが、たいせつな第一歩なんだ。ピントはずれの問題を解決したって、何にもならない。いくら解決したって、何の役にも立たないだろう。(p.68)
はじめにぱっとうかんだおもいつきに気をとられないように心がけるんだ。とてもいい考えを捨てたような気がすることだってあるだろう。けれども、それではうまくいったことにならないんだ。それに、何かをみつけるこちがったやりかたが、いつだってあるんだ。それが、カギだ。べつのしかたで、そこにあるものを考えてみること。(p.80)
すでに知っていることをないがしろにしないこと。どんな新しい問題にとりくむときも、まっさきに最高の手がかりになってくれるかもしれない。よく似た問題を考えてみるんだ。新しい問題といっても、実際はそんなに新しくないのかもしれない。(p.114)
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生きてる以上,誰だって必ず厄介な問題にぶつかる。けれど,ぶつかった問題を解決するのに必要なものを,君は既に持っている。それは頭だ。
けれども,頭は使えばいいってものじゃない。大切なことは,頭をどういう風に使うかなんだ。一生懸命考えるしかないと思える時もある。だけど,そうすればうまくいくと決まったものでもないんだ。正しい筋道で考えることができなければ,それこそ,あっという間に行き止まりだ。
どうしようもない。どうしたらいいかわからない。もうだめだ。皆がよく口にする言葉だ。違う。決してそんなことはないんだ。どんな時だって,違った仕方で問題を見直せるんだ。ぶつかった問題をしっかり見つめること。そして,新しい仕方で考えること。それが,この本のテーマなようです。
一つの考え方しかないのではない。そういうことを具体的な問題とともに発見していける本です。
身の回りのことをもう一度改めて見てみると,また違って見えるのかもしれません。
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自分で考えられるようになる、そのテーマで進める読書の一環で選択しました。
新しく出た普及版で読みました。
本書は3つのパートで出来ており、
1.考え方の基本
2.問題解決の方法
3.頭を柔らかくするには
といったテーマで進みます。
ざっくり言うと、全体を通して「考え方はひとつではない」ということを伝えるものです。
それを実践するために気を付けることや、そうするためのコツなどを子供用の書き方で説明していきます。
練習問題がいくつも散りばめられていて楽しい本です。
子供向けになっているので、この中から自分に必要なエッセンスを抜き出して、自ら実践するスキルが必要になってきます。
それが応用問題というところでしょうか。
125ページ程度の本ですが、自分次第で内容が深くも浅くもなる、そんな本でした。
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ものの見方を変えてくれる本。子供向けに書かれた本だが、読んでいると、偏った見方しかしてないな、見てるようで見てないなって思う。頭を柔軟に使う。
翻訳がいまいち。
2013年10月26日 書店員さんに聞く。Bookasahiより
■恵文社一乗寺店 堀部篤史さんに聞く
(1)考える練習をしよう [著]マリリン・バーンズ
(2)こどもの発想。 [著]天久聖一
(3)ムナーリの機械 [著]ブルーノ・ムナーリ
▽記者のお薦め
(4)そして、ねずみ女房は星を見た [著]清水眞砂子
恵文社に行ってみたい。
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本屋さんでふと目について、パラパラめくってみたら面白そうだったから、ついつい衝動買い。100ページちょっとしかなく、その大部分を絵が占めるから、漫画本よりもサラッと読めてしまう。もちろんそういう風でなく、ひとつひとつの問題をゆっくり考えながら読むべきものなんだけど、既知の謎掛けが多く、改めて考えることは、思いのほか少なかった。対象が子供だからってのもあるかもしれないけど、本邦であれば、これよりもタゴアキラの諸作品のがやり甲斐あり。
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色々な問題があって面白い
長年の生活や経験のなかで固定概念や先入観で偏ったモノの見方をしてたなぁと思う。
とらわれない考えかたは大切で新しい発見ができると思う。
普段の当たり前の生活の中でも注意深く見たり、何でだろうと疑問をもったりする好奇心を持ってみよう
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熟考する、というのがなかなか難しくなってくる
スピードばかり欲しくなる
そういうのがとても嫌なので、最近、デッサンをしたいー
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問題にぶつかった時に考える力が必要。
パターン化されている事を知ることも必要。
考えることを避ける、逃げているとどんな人生になるのか。
人の欲に流されて、利用されて、生きるようになる。または裸の王様みたいになる。
子どもの時からできていればいいが、大人でも必要なこと。
頭の体操ではない。
自分のため、自分の人生のため。
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当たり前、常識、固定観念…そういったものにいかにとらわれすぎているかがよくわかる。日常、目の前のこと、自分のことさえも実はわかっていない。頭と体と心をを使って広く柔らかく考えないとね。