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1998.3.16 40刷 629
お遍路でにぎわう春の四国路。七十番札所に近い菜の花畑で、遍路姿の老人が刺殺された。そして同行の若い女が姿を消す。被害者が東京の著名な銀行経営者と判明して、警視庁の十津川・亀井コンビが出動する。そして発見された同行女性からは意外な証言が――。四国を舞台に多彩な列車を結ぶ旅行推理。
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犯人の候補がめまぐるしく変わる,読んでいて飽きない小説。
東京から四国への生き方や,四国の鉄道の当時の状況がわかり,面白い。
P364,365には,時刻表を掲載しており,現実味があふれる。
鉄道捜査物の愛好者にはたまらない逸品。
西村京太郎の能力全開という感じです。
お遍路の話題や,お寺の話題もあり,実際に巡礼をする際にも参考になるかも。
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2時間サスペンスでも、西村京太郎さんの作品を楽しませてもらっています。最後まで誰が犯人か分からず、ドキドキしながら読めました。面白かったです。
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遍路中殺され、同行者の証言で浮上した人物は
きちんとしたアリバイがあった。
目撃者はいるけれど、アリバイがある状態。
どういう事だろう、と思っていたらまた殺人。
一体殺害動機は何だと思っていたら…な状態でした。
男女って、恐ろしいものです。
一番の被害者は、作中で言っていた通り
確かにあの人だけ、かと。