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渋澤龍彦四連発その4。
日本文学についてのエッセイ……のはずなのですが、話は仏文学、映画、絵画と縦横無尽に飛びまくります。とても楽しい一冊です。
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日本の古典を題材にした「フィクションへと向かう著者の創作活動を暗示するエッセー集(裏書より)」。日本、中国、ヨーロッパと縦横無尽に疾走するなんてのは、なかなかできるものではない。
文句なく面白いエッセー集。ただし古典の知識は必要だが、それを抜きにしても、十分に楽しめる。
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初期のエッセーから、『胡桃の中の世界』に至るまで、著者はおもにヨーロッパの文学や芸術作品を対象にしながら、人間の精神のかたちを考察してきた。だが、本書においては、その関心は日本の古典にも向けられ、迷宮、幻鳥、大地母神などをテーマに、東西の文学作品に通底する心的パターンをめぐって、自在な論が展開される。その後フィクションへと向う著者の創作活動を暗示するエッセイ集。
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毎度ながら知識量と文章の巧みさに魅惑された。
かなり狭い範囲のものを考察しており、無学な私は着いていけないところもあった。
もっと基礎固めをしないと…。