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2013 8/19 1章3・4+2章1・2節をパワー・ブラウジング。司書課程資料室の本。
図書・図書館史授業用。
今回はギリシア・ローマ近辺の記述をあさった。
当時の本の売り方に関しての記述が興味深い。
以下、気になった点のメモ。
・古代ギリシア
・p.39 リクルゴスによるアテネの公共図書館についての記述・・・私設公共図書館?
・アレクサンドリア
・民衆には開放されていなかった?
・ペルガモン図書館
・古代ローマ
・p.51 「ところで、ローマ帝国の最盛期には、教育も普及して、読書人口もかなり増えていたのであろう。ローマの街には本の販売を業とする書店があらわれたほどである。通常ローマの街の書店には、書写室と読誦室があった。人気作家が自分の著作を大勢の人を前にして読み聞かせ、その場で本の注文をとり、注文のあった著書はさっそく書写造本して販売するという光景がローマの街のあちこちの書店で見られたということである。」
・p.52 「このようにローマでは、伝統的な図書の造本と販売という図書館の仕事が、だんだん図書館から分離して、図書の製造と販売を専ら業とする書店があらわれた。そして、図書館における集書の方法もこれによって変化し、ポピュラーな本は街の書店から購入するというケースが増えていった」
・古代ローマ図書館の衰退・・・神殿に併設されていたことで、キリスト教以外の異教禁止によって衰退?
←・ソースなし。要検証