紙の本
小説版原作も映画と違った味わいがあります
2023/03/23 10:12
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(前編・後編)
映画では表しきれなかった、シータやパズー達の日常が丹念に描かれており、より物語を想像しやすくなっています。
それぞれのキャラクター達の心の機微がじんわり伝わってきます。
この世界の空気みたいな物まで感じさせてくれます。
血沸き肉躍る冒険と、人としての生き方の本質について盛り込まれているジブリ作品です。
ラピュタが一番好きかもしれません。(ちなみに「風の谷のナウシカ」は別格です)
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有名な宮崎アニメの小説版。アニメにはないシーンなど細かい描写を楽しむことができる。しかしながら、アニメにはかなわない。。。
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「天空の城ラピュタ」の小説バージョン。
アニメと内容はほぼ同じだが、シータがなぜゴンドアの谷から連れ去られてきたのかとか、ラピュタ崩壊後のことなど、アニメにはなかったエピソードもあり、ちょっと得した気分。
意外に分量が少ないので一気に読める。
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言わずと知れたジブリシリーズの名作。多くの人がアニメ版を見たことがあるはずである。しかし、この小説ではエピソードがアニメ版に比べて少々追加されているのはご存知だろうか?現在では手に入りにくいが、一度手にとって是非読んでみてほしい。
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あの有名なジブリアニメの小説版の前編。
映画では分からなかった細かい設定や感情が分かって面白い。
ただ、内容を知ってるからそこまで話に引き込まれる感じではなかったかな。
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よくよく考えてみたらこれって壮大なストーリーだったんだね。宮崎作品は少しポップな感じにしてしまうのが残念。
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鉱山で働いていた主人公・パズーは、空から少女・シータが舞い降りてくるのを発見した。
飛行石という不思議な石を狙う、海賊や軍隊たちはシータたちを探す。
パズーは天空に浮かぶ街は本当にあるのだと信じ、シータと一緒に行動する。
天空に浮かぶラピュタ王国に行ってみたいと思いました。不思議な生き物や水の中に存在する街、謎の巨大なロボット、地上には到底ないものがラピュタ王国にはある。
私も、ラピュタに行ってみたいなと思った。
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前後篇の全2巻。小説という表現上からか映像とは細かな違いはあるが、いい感じです。細やかな表現が出来る分、映画には出てこなかったエピソードが加えられているのが嬉しい。
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相当以前に読みましたがアニメの筋に概ね忠実なためある程度小説の内容も覚えています。やはりアニメ版の方が印象が鮮やかなのですが、小説ならではの原作アニメ版より多少、パズーやシータの心情が詳しめに描かれている箇所も極わずかながら存在します。個人的にはもう少しロマンチックに、かつ戦闘や脱出行などは派手に仔細に描いてくれるとよりアニメーション作品のノベライズ、エンターテイメント小説として盛り上がったのかなと感じています。やや筆致が淡々と進む印象でした。
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前編と後編2冊ともに、10ページ以上のアニメの原画…なのかな、ラフ画? が収められているのが嬉しい。
ストーリーは映画と同じだが、映画にはなかったシーン、詳しく語られなかったシーンもあって得した気分。
特に、シータがムスカたちに連れ去られた時のことや、シータと出会うまでのパズーの暮らし、飛行船を襲撃するまでのドーラ一家の様子が詳細に描かれている。
ドーラの夫のこと(!)や、パズーの過酷な労働状況なんかもわかって、興味深かった。
名悪役ムスカ氏も弾けまくり。
映画よりは若干大人向けな感じもするが、王道ボーイミーツガール冒険ファンタジーの醍醐味をたっぷり味わえる。
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好きな作家さんがおすすめされていたので読んでみた。
台詞が文字に起こされていることで、読みやすく
アニメでは語られていないことも書かれており、補足説明として読む分には良いと思う。
アニメでやや違和感があった、飛行船の窓の外にいるシータを見つけたときのドーラの対応も
小説では随分感じが違う描かれ方をしているし
ムスカは冷酷で、親方の八つ当たりの仕方は酷く感じた。
創作物全般に言えることだが、作者の意図を知って満足することもあれば
自分が受け取っていたことと違いがっかりすることもある。
たとえば、いくら落胆していたとはいえ、アニメ版と違ってパズーが「空から女の子が」の続きを伝えようとしたにもかかわらず殴り飛ばされるなどは
がっかりした点のひとつ。
これを読んで感心するのは、駿氏の大胆さと思い切りの良さ。
このストーリーのどこをどう切り取り、どこまでどのように見せるか
というところが非常にうまく、アニメがあのような素晴らしい冒険活劇に仕上がっているのだ。
が、ストーリーとしてどうかと言えば
こんなに面白みのないありきたりな話だったか、という意外な印象を受ける。
アニメ映画を見ていない人がこれを読んでも、魅力的な冒険譚には思えないだろう。
小説として言っても、作家が書いたものではなく
飽くまでも編集の人間が書いたものであり
駿氏の意図はきちんと酌み取っているのかもしれないが
単なる文の羅列でしかなく、プロットや絵コンテを文章に起こしたものでしかない。
小説として楽しめるかと言えば、否である。
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いつのまにか、ウチにあった小説版。
コレから冒険が起きるんだ!というワクワク感を感じつつ、それまでのパズーの日常も垣間見れて面白かった。
「四十秒で仕度しな!」はキャッチーだよなぁ。
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これもネットで小説があると聞いて。
映画だと省かれたシーンや説明が詳しく書かれており、これを読んだあとに映画を見るとまた違った視点で楽しめるのがいいです。
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あのアニメ天空の城ラピュタのノベライズ版。
アニメの最初のシーンからシータを助けに行く手前まで。
アニメでは飛空艇をドーラが襲う所から始まるけど、この小説はその前のシーンから描かれていて、ちょっと新鮮だった。
原作を忠実に再現しているのでファンなら読むべき1冊であるが、忠実に再現しすぎているともいえるんでそういった意味では新鮮味がないかも。
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ラピュタの小説があるのに驚き読了。映画で描かれていない所もこちらでは書かれていて映画で話を知っていても面白い!ボブじいさんの行動の訳、炭鉱の現状の他、ドーラの豪気な考動の裏には緻密な計算や揺れる心が隠されて、彼女が更に好きになりました。ラピュタの映画が好きなら是非読んでみてほしい一冊。面白い。