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偶然古本屋で出会った本だけど素晴らしい。
1~10までは知っている我が子。お昼の12時、給湯器の38℃、エレベーターの14階なども読め、どうやら10以外にも数字があることは分かり始めたらしい。なので最高のタイミングと思い購入。
1~10が分からない子にはまだ早いと思う。1~10の本も世の中には沢山あるのでそちらをどうぞ。
遭難して救急車で病院に運ばれるというストーリーも絵本ではなかなか無い。いつも見ている大好きな救急車、でもあれって結局なんなの?と思ってると思うので、そこも勉強になる。
大した怪我をしたこともないので、怪我がどんなに恐ろしい事かも分かってないはず。包帯巻いてる動物たちを指差して、「猿さんは手を怪我しちゃったんだね。痛いね。」等と教えられる。
それで肝心の数の数え方ですが、20以上は5や10区切りに色や集合体で描かれているので、「10が3個で30だね」等と、概念も教えやすい。
5区切りは10区切りに統一して欲しかったかな。10が○個で○十、と教えたかったから。5で区切られても説明しづらい。やっと数を数えようという子に、5の段の掛け算なんてとても無理。
カラフルだし見た目も美しい絵本。数が好きな子はハマるのでは。うちの子は遺伝的に考えると数学の才能は無さそうだけど、この本で親しみくらいは持ってほしい。