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「中国の歴史(五)」陳舜臣著、平凡社、1986.07.15
573p ¥980 C0322 (2017.04.27読了)(1999.04.02購入)
副題「草原からの疾風・復興と明暗」
【目次】
◆草原からの疾風
西への波紋
北遷と南遷
休戦への道
呉山第一峰
天地無情
チンギス汗起つ
滄海横流
チンギス汗からフビライへ
黄河千里
西湖のほとり
鄂州の興亡
厓山悲歌
◆復興と明暗
正気の歌
元寇
色目人さまざま
断たれざるもの
四大家の元末
海と陸の反乱
王朝の末期
地上の天堂
朱元璋ここにあり
文人受難
大粛清の渦
かいせつ
年表 1105年~1413年
索引
●モンゴル(543頁)
モンゴルが中国の歴史にはたした役割は、実に重要である。多くの史家が指摘するように、元のつぎに登場した明は、宋の復興であるよりは、元の継承であったのだ。明という時代のなかに、私たちは多くのモンゴルの要素を見出すことができる。
☆関連図書(既読)
「中国の歴史(一)」陳舜臣著、平凡社、1986.04.25
「中国の歴史(二)」陳舜臣著、平凡社、1986.04.25
「中国の歴史(三)」陳舜臣著、平凡社、1986.05.15
「中国の歴史(四)」陳舜臣著、平凡社、1986.06.15
(2017年7月14日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
1260年元朝初代皇帝フビライが即位し、異民族支配の遊牧方式王朝が成立した。色目人を登用して財政・経済面を強化したため、江南の群雄たちが蜂起し、倒壊した。紅巾軍系の朱元璋が南京に明王朝を創始した。