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孤島の鬼 みんなのレビュー

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みんなのレビュー142件

みんなの評価4.4

評価内訳

142 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

珠玉の推理小説でありサスペンス・ホラーでもある

2005/08/18 20:46

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:旧ザク - この投稿者のレビュー一覧を見る

この陰鬱さが好きだ。全編に漂うこの妖しさと粘液質な雰囲気はなんだろう。チープな表現で申し訳ないが「乱歩らしい」
私の中でも1、2を争うほどの名作である。今まで何度も繰り返し読んだのだが、いっこうに飽きる気配が無い。
一つの殺人事件から端を発し、事件の謎に近づくにつれて次第に明かされていく衝撃の事実。また、本編に登場する魅力的?な人物達の妄執が妙な恐怖を感じさせてくれる。
そして背景の陰鬱さがたまらない!読んでてドキドキしてくるのだ。
何がでてくるかわからない。そんなホラー映画のようなテイストを感じてしまう。
推理小説かと思えば、だんだんサスペンス・ホラーの色合いが強くなってくる。主人公の行く先に何が待ち受けているのか、早くページをめくりたくなってくる。はっきりいって「おもしろい」のだ。
本作品に出会えたことを感謝する。

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紙の本

怪しさと妖しさ、切なさ。

2002/07/06 11:33

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 始めの方は普通のミステリー的な謎解きが続き、怪しい雰囲気。だが、読み進むにつれて乱歩独特のおどろおどろしくも妖しい世界が織り成され、一気に読ませる。何故か挿絵の竹中英太郎の画風も変化している。この作品は他の文庫からも出ているが、やはり挿絵が収録されている創元推理文庫版がお勧めだ。
 乱歩は同性愛に興味を持っていたという。この作品は、おどろおどろしいながらも哀しみや純愛を感じさせ、切ない。一件落着後も最後の最後にとどめが刺される。乱歩の長編では最高傑作の出来だろう。

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電子書籍

ドクターGの島

2015/08/23 04:42

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けいん - この投稿者のレビュー一覧を見る

という漫画の原作ということで読みました。本当はマンガ版が読みたかったですが今のところ電子化されていないようですね。孤島の鬼は出版先によっては描写がカットされているものもあるようですがこちらは大丈夫なようです。読むとちょっと表現に驚くときもありましたがそれを差し引いても充分面白い作品と思います。今ではもうこのような作品は読めないと思うのでそれもまた貴重かと。お勧めです

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紙の本

江戸川乱歩独特の雰囲気

2002/03/28 01:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:れじー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 孤島にひっそりとたたずむ古城、迷路の洞窟、そして奇形の製造など、乱歩らしい要素が詰め込められた作品である。これらの要素が巧みに合わさって、思わずぞくっとするような、なんとも言えないおどろおどろしい雰囲気を醸し出している。これだけ独特の雰囲気を持っている小説は他に類をみない。

 謎解き部分は最初の3分の1程度で終わり、推理小説としては変わった位置付けになると思う。後半では殺人事件の背後にあった、暗く、深い因縁の話について書かれていて、この部分においてはミステリーというよりもむしろホラーである。

 最後の最後まで不気味なかんじであり、すっきりしない感じがした。しかし、この妙に陰鬱な雰囲気が何とも言えない。

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紙の本

夏に読むのにふさわしい一冊

2021/08/22 23:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バニー - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏にゾクゾクするような話が読みたいときにおすすめ。不気味でとても人間の所業と思えない話。
よくこんな気味の悪い話思い付くな~(もちろん褒め言葉)としみじみ思う。
古風な語り口がこの雰囲気とミステリーによく合う。
正直、地獄図なんて知りたくない。けど、読まずにはいられないのです。

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紙の本

江戸川乱歩らしい

2021/03/19 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

耽美な世界が満喫できる。
だが、ストーリー自体はつまらないような…?
話が回りくどく、長ったらしい。感嘆詞や大袈裟な表現が多く、話が頭に入ってこない。
最後の方は段々疲れてしまった。

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紙の本

「初代さん殺しなんか、ほとんど取るに足らない」発言のところまで読んだ感想

2019/02/09 00:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soprannome - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公蓑浦の恋人、初代が何者かに殺された。彼は腹の底から恋人を
奪った犯人を呪い、そして恨みを晴らそうと行動に出る。
友人の諸戸と共に事件にのめり込む中で、諸戸が彼に言った言葉に私は
戸惑ってしまった。それは
「この全体の邪悪に比べては、初代さん殺しなんか、ほとんど取るに足らない
ほどの、小さな事件なんだよ」。
これが恋人を殺されたばかりの蓑浦に向かって言うことだろうか?
不思議なことに蓑浦も諸戸に対して嫌な様子を見せるでもない。
作者は事件の展開ばかり考えて、登場人物の心なんてどうでもよかったのか?

と、細かいことを言いながら、それでも最後まで読んでしまうのだ。笑

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2004/10/10 17:49

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2004/10/15 12:35

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2004/10/31 20:17

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2004/11/22 06:03

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2005/01/18 21:58

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2005/02/01 03:01

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2005/02/06 12:09

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2005/06/22 21:55

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