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昭和六十年第一刷ということで、内容がすごく古いものでした。
廃品回収に出されている本を借りてしまった、感。
林真理子がすごく若くて自分のこと「女の子」って言ってる!と思ったわけですが、この人今でも言ってるのかな。
しかし、プロ野球と林真理子とテレビCM以外は不変のエッセイと言えるものでしたし、「原が監督になった日には」なんて書いてあるの読むのも、「なったんだよ。おじさん、そのあと!もう辞めさせられたけどね!」っておもしろくはあります。
わたし、東海林さだおの本3冊目にして、あることがわかりました。
この人発想がすごいとか言ってたけど、このおっさんは毎日真剣にアホなことを考えてるだけなのです。
ネタのためって感じは薄そうです。漫画家にならなかったら相当やばかったんじゃないかな。
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最近読んだ週刊朝日の東海林さだおの連載に、この本の「おせち料理について」とほとんど同じことが書いてあった。「使いまわしだ!」と思ったけど面白いから許す。
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「ショージ君の時代は胃袋だ」5
著者 東海林さだお
出版 文春文庫
p74より引用
“しかも港区民はこういっているのだ。
「これがナウいんだかんね」と。”
マンガ家でありエッセイストである著者による、
食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
昭和60年に同社から刊行されたものの文庫版。
今も昔と変わらない定番の食べ物から当時のCMの話まで、
時代を感じさせる話題が盛り沢山です。
上記の引用は、
その答辞に流行しだしたカフェバーについての話の締めの一文。
ナウいと言う一言に対して懐かしさを感じる私も、
結構な年齢になってきたのだなと思います。
なうなヤングにバカ受けという感じでしょうか?
この頃からラーメンの有名な店では行列が出来ていた様子、
20年以上むかしから状況が変わってない、
ラーメンと言う食べ物の人をひきつける力は、
息が長く強い物なのだなと思います。
食欲不振の方に。
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