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大好きだった絵本。うさぎ屋の作る料理がほんとーにほんとーに美味しそうなんです!子供ながらにうさぎ屋と主婦の結末にそりゃねーよ!と笑いました。この人の他の著作も読みたいです。
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この本に出てくる料理が美味しそうで美味しそうで。
ロールキャベツといったら真っ先に思い出すのがこの本です。
魔法の調味料で作った料理、一回食べてみたいなあ。
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小学校の頃読んだ不思議な児童文学。うさぎと奥さんの悲しいような奇妙な駆け引き。画家の寂しさ。そういう断片的な記憶ですがすごく印象深い本でした。食事の配達サービスというものが現実にあると知ったのはこの本を忘れた頃のことです。
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どの話も、幸せを感じる一方で悲しさや寂しさも感じる。
誰かの願いが叶うころ他の誰かは泣いているよ…って宇多田ヒカルも言ってたよ。
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これ、好きだったな。
小学校の図書館から、母の好きだった安房直子の本をとにかく漁った。その中でも一二を争うくらい好きなお話。
ウサギの狡猾さ、人間の狡猾さ、欲深さ。最後はスッとするようなお話で、今ならなんともないんだろうけど、なんというか、小学生だった私には、ちょっとホラーだったんだな。
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不思議な話の短編集。
最初の「うさぎ屋のひみつ」で雰囲気が民話っぽいなと思った。
ラプンツェルとかその辺り。
「サフランの物語」は雪の女王の花園っぽい。
最初は不思議な力を持った人外がずるい人のわがままによって割を食う話なのかなと思った。
それから、ああこれは弱い人が荷物を少し肩代わりしてもらう話なんだなと思った。
荷物を受け取る側が好むと好まざるにかかわらず。押し付けか自発的手助けかもかかわらず。
みんななんとなく物悲しくて、言葉もストーリーも美しい。
ロールキャベツやらプリンやら、食べ物がおいしそう。
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「星のおはじき」が最も心に残った。辛い環境なのに一生懸命明るく生きようとしている「わたし」。あやちゃんのひどい言葉に「心の中がすうっと青く」なり「指先が凍ってゆく」…。「わたし」がしたことはいけないことかもしれない。だけど正直に謝ってすっきり仲良しなんて結末は彼女にはない。常に正しくあれ。子供はそう厳しく教えられるけど、こういう結末もあっていいんだよね。逃げてもいいんだよ、もう十分頑張ってる、苦しみを手放しなさい。なんて救いのある結末なんだろう。
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児童小説。一話目の奥様。
夫が会社に行った後、
掃除も片付けもめんどくさい、
本を読んだり、手芸をしたりしています。
そして、毎日、夕方にああ、晩御飯作らなきゃ、と思うのです。
この奥様、私かと思ったよ。
アクセサリー月に一つで毎夕食事を配達する、
といううさぎの営業にのったのは奥様。
なのに、アクセサリーを巻き上げられてる!って思い、
うさぎから指輪を取り返そうとする。
ええええっ、逆切れ?
結末は思ってたようなブラックではなかったけど、
なかなかシュールな短編集。
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不思議な作品を読んでみたくて手に取りました。
4つのお話が入った短編集です。
児童文学らしい柔らかな言葉選びで、懐かしい気持ちになれます。
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海と青硝子さんの本棚から図書館予約
あー、安房直子さんだ
50歳というお若さで逝ってしまわれた
「きつねの窓」がとても印象的で
他の児童文学もちょこちょこ読んだ
この本も4作品が収められている
独特のこの世界と他の世界のはざまのような空間
あわあわとした……
お名前ではないけれど
ひとときそこに身を置いてさまよう
胸が痛くなることも起こるけれど
でも、児童書『行きて帰りし』物語
ほっと安堵して本を閉じる
ずいぶん懐かしい本になってしまったけれど
今育ちゆくお子たちにも是非読んでほしいな
≪ 包み込む うさぎも星も やわらかく ≫