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「宇宙が無限で、星が一様に散っているなら、夜はありえない」
真っ暗な夜に、頼りない電灯が光っている。年末の大雪で辺りは白い。
電灯のわずかな光が、雪に照らされている。反射する。
無限、という言葉の持つ魅力は、科学的な人々さえも虜にするらしい。
光が照らされる。闇が存在する。
この二つの呼吸に、無限の存在が否定される。
広大な無限を否定する夢は、
大きな望遠鏡よりも、大きな幻想によって行われているのかもしれない。
宇宙の光が、点在しているのは、
夜の小さな呼吸に過ぎない。
寒い夜の、凍ったアスファルト。滑らないように歩いている。
僕の命もまた、無限ではないのだ。
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『きのうボストン共有地公園で、子供がひとり跳んだのに、空からは何の抗議の声も挙がらなかった』
詩的で文学的だけど、固くなくて読みやすい。
心が洗われる様な綺麗な文章です。
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http://homepage1.nifty.com/Tanu/bookworm-j/nightsoul.htm
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[ 内容 ]
夜空を見つめながら<夜の形>に思いをはせ、星々の色彩の甘い囁きを聴く--サイエンス・コラムニストとしても評価の高い天文・物理学者が綴る薫り高い天文随想録。
[ 目次 ]
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