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紙の本
夏が忘れられなくなります。
2002/01/23 02:02
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投稿者:てのりいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
光がこぼれるような美しい写真が愛しい気持ちをいっぱいに詰め込んだ切ない詩に添えられています。宝石箱のようなこの本が、時を過ごしてもみずみずしい想いを忘れてはいけないと気付かせてくれました。
夏の心地よい陽射しからやがて切なげな秋に季節が流れるように、恋をする度に大人になっていってしまう姿を、その軌跡をひとつずつ切り取って大切にしまったような詩がここにあります。
こんな風に、いつまでも甘い痛みを味わっていられたら幸せかもしれません。
紙の本
思い出の一冊です。
2001/09/08 10:11
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投稿者:まめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてよんだ銀色さんの詩集です。高校生の頃、好きな人に想いが届かずに苦しい気持ちを抱えていた頃、本屋さんでこの本を見つけ、手に取ってみました。
文章のひとつひとつがまるで今の自分を語ってるみたいで、すぐに買って家で読みふけりました。何度も何度も繰り返し読みました。今でも、読むたびにあの頃の自分がよみがえってきて、胸がキュウっとなります。銀色さんの作品はもうほとんど読んでるけど、今もやっぱりこの本が一番印象深いです。恋してる女の子必読。
紙の本
この本をとおして自分の心が発見できる
2002/05/17 16:09
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の詩も好きだけど写真がすごく好きで、だからいつも買ってしまう。この本にもきれいな写真がいっぱい。でもカラーなのが主に森の写真ばかりで、空と海が好きな私としてはちょっとさみしい。
詩集ではいちいち全部の詩に感動するわけじゃない。いわゆる心の琴線に触れるってやつが一つあれば上出来、くらいの気持ちでいつも買う。
この本にも一つあった。
ちょうどどんな恋をしているか、または恋の終わり頃か始まりか、でどの詩が私の心をたたくかかわる。
詩は自分の心の状態に呼応するものだと思う。そしてそれがいい詩だと思う。
この本を通して自分の心を発見できる。