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呂布の人間くさいところが好きだったのに、あっけない最後だった。それにしてもこの巻は、関羽の玄徳に対する義の篤さ、張飛の意外な才略等が垣間見え、三兄弟の絆の強さが深く感じられた。私にも弟が二人いるが、劉備たちを範としたいものだ。
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各地の群雄も次第に淘汰。呂布も董卓も滅び袁紹と曹操の二人が残る。劉備玄徳は地方を流れわたり今は袁紹のもとに身を置く。保身のため激しく敵味方がコロコロ入れ替わる主従関係の複雑さ。
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本巻の見所はなんと言っても曹操の関羽に対するのめり込みようであろう。男が男に惚れるということはこういうことを言うのであろう。また袁紹の優柔不断ぶりというか甘さはおぼっちゃま君の典型である点も人間を描いているという点では見逃せない。
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今年の課題図書。もう8月だというのに、まだ3巻。他にも積読溜まってきたしどうしよう。
呂布の退場に、袁紹と孫策。曹操たっぷりで、董承によってやられるかなと思ったけど、さすがに3巻ではそれはなかったですね。後半は玄徳と関羽、張飛の一時の別れ。嫉妬心も出そうな関羽の持てっぷり。
赤兎馬は呂布の馬じゃないのと思っていたけど、洛陽の関帝廟に行った時に、関羽が赤兎馬乗った像があったのはそういうことだったのね。
というわけで、早く次を読み進めます。
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印象的な場面が多く、名将たちの何者をも恐れない強さに鳥肌が立つ。命がバタバタと失われて滅入るが、それ以上に、尽きない人間の魅力に惹きつけられた。
劉備玄徳の、世を人を想う言葉に感じ入る。今の世にも通じる普遍性があり幾分励まされるような形になった。容易く奪うのも、愛して信じるのも、どちらも人間のやることだから悩ましい。
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曹操が恋したほどの関羽。敵国にあっても主君を忘れず、どんな恩賞にも惑わされない姿が印象的。
敵の武将であっても、武将の真価を見定めてどこまでも愛する器のある曹操も、やはりすごい。
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私の友人によれば、中国の人が一番好きなキャラは関羽らしい。
そういう点に魅かれるのか?具体的にはよく分からないんですが、納得はできます。
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尊大な曹操がしっかりと書かれている。全くもって鼻持ちならない奴だけど最高のヒール。
むしろ愚かしい袁紹の方がイライラする。
劉備が生きてることをしった関羽、次巻はついに関羽の千里行、いよいよ近づいてくる赤壁の戦い、いよいよ三国志が一つのピークを迎える。