紙の本
構成力がすごい
2019/10/11 17:32
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
スペインの複雑な事情、絡まる人間関係、フラメンコの音色、幻の名器...魅力いっぱいの要素がこれでもかと鏤められた逸品。
続記が楽しみ。
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直木賞受賞作。複雑に絡み合う人間模様が日本とスペインを繋ぐ。フリーのPRマンが手掛けた仕事は人探しだった。20年前にスペインの有名なギター製作家からの依頼でもあった。そして思ってもいなかった大きな事件、いや凄い事件に遭遇することになる。スケールがとにかくでかい。だけど説明も丁寧だし未知の国・スペインの内情などが読者にも理解できる。ラストはもうハラハラ!
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とにかくおもしろい!
主人公の頭の良さとフットワークの軽さに舌を巻きます。
格好いい中年を想像しながら読んでましたw
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スペインが舞台の小説。上巻はハードボイルド独特のセリフまわしや、人間関係がダイナミックに展開し面白い。が、後半に進むにつれ、はちゃめちゃ、やりすぎ感たっぷり。
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会社の後1月くらいは新入社員が貸してくれました。絶対面白いですよ!といわれましたが確かに面白かったです。
逢坂氏の作品は何作か読んだことあるのですが今まで読んだものはどちらかといえば短編だったので長編でがっつり読んだのは初めてです。
スペイン通で、フラメンコギターの腕前もかなり、と言う話は聞いたことがあったのでこの舞台の背景も納得、と思いました。
スペインの内戦、独裁政権の実態などほとんど知らなかったので今度きちんと調べてみよう、と思いました。ひとつの出来事からどんどんと色々な方面に物語が発展するのは見事!です。フラメンコギターが聞いてみたくなります。いや、本当に。ただ主人公がハードボイルド過ぎ… あんなにヒロインの彼女に冷たくしなくても良いのでは?と言うことと不死身すぎ… いや、死んで欲しいわけではないのですが…
読み物として面白かったです。
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フラメンコギターを聴きに行きたくなる一冊。
スペインの内戦、独裁政権の実態など、
自分があまり知らないことが描かれていたのも興味深かった。
それにしても、主人公ハードボイルドすぎ!
後半は、感情移入ができなくなってきました。
全体としては、まあまあ面白いといったとこでしょうか。