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これを読み出して、世界史にはまった。鯖田さんの史観は今では古いんだけど、日本から見たヨーロッパという視点がくっきりと出ていて面白かった。
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実家で出てきて思い出したのだけど.
一橋大学の2次試験における世界史の問題では,第一問に中世ヨーロッパに関する400文字の論述問題が必ず出題される.
高校生当時支持していた駿台の世界史の先生に薦められたのがこの本で.日本人から見た中世ヨーロッパの世界観がくっきりわかると.
具体的にどのように役に立ったかは流石に忘却の彼方なのだが,高校の世界史の教科書とか,大学入試のテキストの一行の背景がイメージしやすくなって,論述の書き方がだいぶ良くなったなという記憶がある.
大学受験のためにあれもこれもと歴史書を読むのが良いことだとは思わないが,特に一橋のような,出題される問題が明らかにわかりきっている場合には有効かなと思う.
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2017/7/6
文字を持たないゲルマン民族がどのようにしてヨーロッパの国々を形成していったかが良くわかった。ローマの影響。キリスト教の貪欲な変貌。十字軍の意義。ローマとの距離が国々のあり方を変えていく。神聖ローマ帝国(ドイツ)とローマの関係が面白かった。
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タイトル通り、中世ヨーロッパの歴史、政治、経済、文化などを包括的かつコンパクトにまとめた一冊。高校世界史よりもう一歩踏み込みたい人にオススメしたい。