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紙の本
参考書として使用するのに手頃かも
2004/12/01 16:55
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投稿者:鉄道ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学の政治学原論の参考書として講義要項に掲げられているのを機縁に、東大出版会の「概説 現代政治の理論」/阿部斉著や有斐閣ブックスの「政治学概論」/山川雄巳著と同時に購入。
図表を随所に掲げていて工夫されたテクストである。政治学理論や社会学の書籍で時折挙げられていながらも余り図式が掲載されていない、T-パーソンズのAGIL図式や、政党や選挙制度に関する説明も図解で説明されていて理解しやすい。参考文献は章ごとに纏めて掲載されているので、原典に当たりたい方はここを参考にされるのも良いと思われる。
著者は行政学のテクストを世に出しているが、このテクストは著者が以前、名古屋大学教授だった時期に半期修了2単位科目である「公法・政治入門」を担当することを機会に大学での講義用テクストとしてつくられたものである。それ故に、大学の下級年次の者でも読み易くすることも考えられるのだと考えられる。公務員試験の政治学はなるべく複数の立場から書かれたテクストに目を通していくのが望ましいと云われている(政治学に関する科目自体が法律科目と異なり、核になるものが無いため)が、このテクストは私が最初に掲げた二つのテクストに記述されていないことを補うにも丁度良い。
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