紙の本
面白かったです
2002/03/10 01:57
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投稿者:ゆーき - この投稿者のレビュー一覧を見る
トラブルメーカートラップのせいでオウムになってしまったクレイを元に戻すには「忘れられた村の忘れられたスープ」を手に入れなければならない。ところが忘れられたスープをの材料はとんでもないもので…。材料を手に入れる為、駆け出し冒険者パステル達は恐ろしいブラックドラゴンの住む洞窟へと足を踏み入れた!
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たくさんの人やモンスター(!)に支えられ、
困難なクエストを達成できたパーティに拍手。TRPGがやりたくなる巻です。
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「忘れられた村」に到着した一行。ブラックドラゴンの生贄要求におびえ隠れて暮らす村。「忘れられたスープ」の材料である「ブラックドラゴンの額の毛」を入手するためにダンジョンに入る一行。モンスター・エルトンに襲われた一行を救ったジュン・ケイ。ジュン・ケイのパーティ加入。ブラックドラゴン・ジェローム・ブリリアント・三世の登場。通称「J・B」とのRPG対決。衣裳を着てのRPG。ブラックドラゴンの生贄要求の真実とクレイの祖父クレイ・ジュダとの関係。1万本のニンジンを作るためのラップバードの協力。「忘れられたスープ」を作るシロちゃん努力。記憶をなくせないペンダーグラシさんの謎。女神メナースの失敗。
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軽快なRPGファンタジーライトノベル第3弾!
「忘れられた村の忘れられたスープ」下巻です!
以前の巻のネタばれ注意!
上巻でペンターグラスさんに忘れられた村への道のりを教えてもらったパステルたち。
そしたらなんとまさかのまさか。あの凶悪なブラックドラゴンと対決することに!
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忘れることが出来なくなってしまったおじさんが、毎日のため息の数を覚えている、と言ったシーンを、今でも脳裏にはっきりと浮かべられます。それって、とても怖いことかもなあ、なんて朧気に思っていました。小学生ながら。
愛嬌のある新キャラが続々出てくるのに、パステル一行は家族の懐の深さでもってして、全てを包み込んでしまう。したがって、キャラ立ちだとかって問題が起きない。すべてのキャラクタたちは、みんな仲良く、それぞれのあるがままの姿のまま、世界に溶け込んでいく。
パステルたちと旅がしたかった。ううん。今でも、旅してみたい。
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TRPGってものを知ったのは、この作品だったかもしれない。
戦闘回避でも経験値を貰えるようにするべきだというジュン・ケイさんの案。
経験値がそのままの意味で経験値ならもっともなんだけど、冒険者支援グループの目的が、あちこちに湧いて出るモンスターの退治を冒険者にしてもらうためということなら、やっぱり回避では経験値あげられないのではないだろうか。
回避されては、モンスター減らなくて、地域の安全が守れないですからね…。
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#読了
#フォーチュン・クエスト 3巻
ブラックドラゴンのJB登場笑
この人のキャラも結構好きなのよね、なんだかんだで微笑んでしまうキャラ。
クレイの呪いも無事解けたし良かった良かった。
あ、ヒポちゃんとの出会いの巻でもあるのでした
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そうだ、これも昔読んだな。と、JBのド派手な登場で思い出した。
唐突なロールプレイングが始まるので、TRPGというのを嗜まないわたしは完全にジュン・ケイ目線で見ていた。ルーミィ扮するドーンが愛らしかった。
ただ、ドラゴンというのは孤独なものだね。シロちゃんもひとりぼっちだったし、JBもあんなにコボルトたちに囲まれているのに、とても孤独だった。しかも、シロちゃんはまだ子どもだけど、彼は親友を看取っている。それも、己の無知ゆえの死を。それはそれは悲嘆に暮れただろうと慮ってしまう。
しっかし、シロちゃんのおかげなのか、パーティ全体のラッキー値がそれこそバランス悪くバカ高い数値なのか、ほんとうにツイてる。でもこの冒険、パステルたちのレベル上がったっけ……。
ああ彼らは永遠にひよっこパーティなのだった。