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ブルーウォーターを狙うガーゴイルに捕らわれたナディア。ナディアを助けるために、ジャンは三人組と協力する。ノーチラス号に助けられたジャンたちは、ノーチラス号で生活を始めるが、ガーゴイルとの戦いに巻き込まれる。
アニメ版ではゆったりしていたノーチラス号での生活も、本ではたった一日のことのよう。
フェイトさんの最期の叫びは印象的でした。その後、アトランティスに行く場面が無いのがちょっと残念です。
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気がつけば、科学が大量に詰まった船の中。
人を信じてはいけない、とかいうわりに
我儘いっぱいにふるまっています。
可哀そう可哀そういうだけで、何もしない女の子。
非常にいらいらしてきます。
そんなにいうならば、駆け寄って説得してこい、と
ものすごく思いますが、それもなし。
単に文句が言いたいだけ、にしか見えません。
少年も、父親に会えました。
少女も、父親に会えました。
そしてすべては海へと去って行きました。
そして、どうしてどうなるのか。
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90年にNHKで放映された庵野秀明監督の"ふしぎの海のナディア"のノベライズ。中巻はネオ・アトランティス基地でのナディア奪還からノーチラス号での闘いの日々、そしてその最期まで。
怒涛の展開がギュッと圧縮されていて、息つく間もない冒険劇が繰り広げられる。ジャンたちの決死のナディア救出劇から、ノーチラス号とガーフィッシュの戦闘、別れに彩られた南極への旅、そしてノーチラス号最後の決戦と別離。その中で科学の凄さと限界、人の命のカタチ、ネモやナディアたちの心の揺れや因縁が語られる。
特にフェイトの死と最後のエレクトラの場面は泣ける。
ナディアのかたくなな態度・問いそしてジャンの迷いは、当たり前と受け入れている事柄のアンチテーゼとして、現実を無視した理想論でも、理想を鼻で笑った態度でもない新たな道を、作品の受け手に考えさせるきっかけを与えてくれているのではないだろうか。
まあ、現実にああいう風に突っかかられたらキレちゃいそうだけど(笑)