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(2002.06.24読了)(2001.11.09購入)
(「BOOK」データベースより)
中東は「コーラン」を軸に動いている-。アラブ民族の心を支配しているのは、まぎれもなくイスラム教徒の教典、コーランだ。サダム・フセイン大統領がくりかえし聖戦を叫んだのも、コーランの教えに忠実でありたいがゆえなのである。古代から現代に至るまでの中東地域の思想の集大成、コーランを理解することこそが、アラブの民の特性を知り、湾岸戦争の本質に迫る早道である。エジプト研究の第一人者が熱く綴る本書は、アラブ理解を今こそ必要とする日本人の必読書といえよう。
☆吉村作治さんの本(既読)
「ピラミッド・新たなる謎」吉村作治著、光文社文庫、1992.04.20
「エジプト史を掘る」吉村作治著、小学館ライブラリー、1992.06.20
「ノーモア・マリッジ」吉村作治著、情報センター出版局、1992.07.11
「それでも君は大学へ行くのか」吉村作治著、TBSブリタニカ、1992.12.25
「吉村作治のクイズ地球の探検隊」吉村作治著、光文社、1993.08.30
「古代エジプト千一夜」吉村作治著、近代文芸社、1996.06.20
「ピラミッド文明・新たなる謎」吉村作治著、NHK人間大学、1998.10.01
「貴族の墓のミイラたち」吉村作治著、平凡社ライブラリー、1998.12.15