紙の本
レビュー
2015/12/27 15:36
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ人は愛する対象ばかりにこだわって方法を学ばないのかという疑問の投げかけから本編は始まります。
根拠の乏しい主張や決め付けなどがありましたが、そのあたりはフロム氏の主張に自分で答えを考えをアセンブリして理性を高めることができ満足です。
この本に書かれていることが全て間違ってないとはいえないので手放しではお勧めできませんが、読んでみるのは間違ってないと思います。
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個人的に色々あって読んでみました。
今までの自分の「愛」が、自分のナルシシズムを満たす要素が強かった事を
再認識させられ、さらに凹みました。
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フロムの言葉は深く、脱帽するばかり。学問的な根拠がないと非難する向きもあるようだが、愛に関する個人的なエッセイとして楽しめる内容だと思う。
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フロム晩年の著作のためか、やや精神主義・神秘主義的なところが多い。 「恋愛の秘訣」みたいなものを期待していると痛い目にあいます(苦笑)。
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世界的名著でロングセラー。最近また流行りだしているとか。
今まで何度か読んだ事があるけど、最初から最後まできっちり読んだのは今回がはじめて。
自分に当てはまる記述が多かった。
自分に対する態度と他人に対する態度は同じである。自分が嫌いな人は、他人を好きになれない。
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コンサルの先輩から薦められた本。ちなみに、原書のタイトルはthe art of loving.僕には難しい本でしたが、SとMの話が妙に頭に残っています。06/11/30
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これまでの“恋・恋愛”に対する思い込みが覆されました。「愛とは何か?」を、深いレベルで考えさせてくれる1冊です。
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エーリッヒフロムは他の著作も読んでみたいです。星の王子様に通じる提言があって本質は一緒だなーって思った。
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購入者:中山
貸出:梅田 返却
貸出:丸橋 返却
貸出:釜井(2007.11.20)返却:(2007.11.2
7)
貸出:櫻井(2007.12.10)
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中学校の頃に(女の子に!)言われて読んで以来、何度か読んだ。意外と読み易いのです。良い心理学書は少ないがそのうちの一つだと思う。
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【出版社による内容紹介】
人間砂漠といわれる現代にあり、〈愛〉こそが、われわれに最も貴重なオアシスだとして、その理論と実践の習得をすすめた本書は、フロムの代表作として、世界的ベストセラーの一つである。真実の愛とは何か。それを得るには何が必要か。現代における愛の危機とは――「愛」という万人に切実なテーマに,著名な思想家フロムが正面から挑む。人間が孤独をいやすための最高の技術として愛の復権を高らかに唱えた,ヒューマニズムあふれる世界的ベストセラー。愛に悩む人,愛について真剣に考えてみたい人すべてにおすすめしたい。待望の完全新訳版!
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<memo>
他から分離すること:全ての不安の源
その分離を克服し、孤独というその牢獄から逃れること:人間のもっとも深い欲求
その全面的な失敗→狂気
人間の発達の初期の段階:神は人間が熱望しているものの全体を示す象徴(精神的世界、愛、真実、正義)
神を愛する=愛することの充分な能力への切望
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やっぱり名著と言われるものは読むべきだとつくづく思わせてくれた1冊。Mが言う通り、すごく良かったよ。というか、欲しくなった。買おうっと。ちゃんと線とか引いて読みたくなったのです。
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何かを「愛している」ならば、
読むといい。
きっと、
「愛せていなかった」事がわかるだろう。
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まさにエーリッヒ・フロムの世界でした。この本を読まずに、愛は語れない。
彼が言うには、愛は技術です。いろんな意味で衝撃を受けました。・・・奥が深い。
○心に残ったことばたち○
『利己的な人は、自分自身を、わずかにしか、いな、まったく愛してはいないのである。実際は、自分自身を憎んでいるのである。(中略)…彼は必然的に不幸であり、生活の中から満足をつかみ取ろうとして熱心になっているのであるが、自分自身でこの満足を得ることをさまたげているのである。』
『精神統一ができるようになることは、自分ひとりになれることを意味する。(中略)…逆説的にいえば、ひとりでいられるという能力は、愛する能力を持つことへの条件である。』
『児童は倒れ、また倒れ、そしてまた倒れるが、倒れず歩くことのできる日まで試みつづけ、悪いところをなおしつづける。』
『愛することは、保証なしに自分自身を委ねること、すなわち、われわれの愛が、愛されているその人の中に愛を作り出すであろうという希望に完全に身を委ねることを意味している。愛は信念の行為である。』