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「「サバト」とは、《幸せを欲する》あまり、《快楽を追求する》あまり、ついつい一般常識を逸脱してしまう、その「瞬間」である…。」
ということです。
さらに、サバトには「表サバト」と「裏サバト」があるようです。
【表サバト】
健康サバト、情報サバト、芸能界サバト、恋愛サバト、……
【裏サバト】
ビデオサバト、オカルティックサバト、通信販売サバト……
読んでみると、今では「オタク」と言ってるような概念のような気がしました。
当時も「オタク」という用語はあったので、それをさらに強烈に言ったのでしょうか。結局「サバト」という言い方は流行しなかったのですが、もしかして流行っていたら今頃は「オタク」と言わずに「サバト」と言っていたかもしれません。
北野&竹内氏はサバトを気持ち悪い人という扱いで批判的に描写しています。
しかし竹内義和さんの経歴や著書などを見ると、竹内さんもサバト的な趣味を持っていると思うのですが。近親憎悪・同類憎悪のようなものでしょうか。それとも自虐的な突っ込みなのでしょうか。
こんなこと書いている私も当然サバトに分類される人間です。
本書の初版(青い表紙?)は発売当時全く売れなかったそうですが、3年かけてじわじわ売れ、3年後に新装で増刷(黄色い表紙)されたようです。その後6年後にも新装(赤)で増刷。「サイキック青年団」の原点だそうです。
OLDIES 三丁目のブログ
【ザ・サバト】「サイキック青年団」の原点
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/01/31/204539