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科学入門名著全集 3 微生物を追う人々 1 みんなのレビュー
- 板倉 聖宣 (選), クライフ (著), 秋元 寿恵夫 (訳)
- 税込価格:1,708円(15pt)
- 出版社:国土社
- 発行年月:1991.4
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紙の本
四人の微生物学者の人間性も赤裸々に表現
2005/09/25 17:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
レ−ウェンフック-微生物を追う狩人の最初の人。顕微鏡を発明し、最初に微生物を観察した人。
スパランツァーニ-微生物には親がなければならない!。実検により、肉汁等から自然に微生物が発生することはないと証明した人。パスツール-微生物は危険なものだ。発行・腐敗・病気と微生物との関係を確認した人。ロベルト・コッホ-死との闘志。細菌の純粋培養法を考案し、伝染病の原因となる細菌を特定した人。
上記4人の伝記である。科学的観察や実検の方法、業績を紹介するだけだなく、その人間性も赤裸々に表現している。小学校高学年から高校生まで、この本を読むことによって、自分も観察したり実験したりしたくなる、そういった科学への興味を催す、動機づけになるのではないか。この本は、科学入門名著全集の3と4である。原著には更に6人の紹介があり、その全訳が岩波文庫にあるとのこと。
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