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紙の本

哀しみという旋律の通常低音

2007/02/03 19:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 紀行と翻訳と人物史を一冊に書きこめる作家というのも村上春樹ぐらいしかいないのかも知れない。読みながら何度もそう思った。


 フィッツジェラルドの生涯を辿りながら村上春樹は旅行している。その様は「巡礼」のようだ。その間にフィッツジェラルドの短編を挿入し フィッツジェラルドの妻の生涯も簡潔に纏めている。各編ともあっさりした味わいながら湛えた一種の「哀しみ」は通常低音のように響いている。


 村上春樹は レイモンドカーバーの翻訳で名高くなったわけだが 実は このフィッツジェラルドから翻訳を始めていたということは案外知られていないかもしれない。「マイロストシティー」という綺麗な翻訳短編集を読んでいると 村上がフィッツジェラルドの持つ「哀しみ」に いかに共鳴していたかを強く感じる。


 その上で 本書で じっくりフィッツジェラルドを辿っていく村上の姿には極めて誠実なものを感じる。そう 村上春樹は 非常に誠実な作家なのだと思う。


 各編はあっさりしていながら 読み終わると ずしりと重い。その重みは 村上のフィッツジェラルドへの思いの重さなのだろうか?

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