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知る人ぞ知るアンシリーズの実質的最終作。この後に2冊シリーズでありますが、アン一家の話がメインではないので、これが最終作なんです。
アンの末娘、バーサ・マリラ・ブライスの日記で物語は進行していきます。リラと、彼女の愛する人たちが戦争に巻き込まれる中で成長し、生きていきます。
ウォールターの笛吹き、マンデー、ジムズ。
きょうをささげた若者たち、という言葉に高校時代震えたのを覚えています。ずっと、大好きな本です。
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ブライス一家やその周りの人々にも襲いかかる第一次世界大戦の恐怖や不安、生と死を描いたストーリー。
7巻までの間に散々感情移入してきて、自分にとってアンやその子供たちが身近な存在になっているだけに、愛する人や息子が戦争に行くと言う事はどう言うことなのかをはっきり見せられて涙が出た。
アンネの日記と並んで読むべき。
が、結末がサイコーすぎて笑った!
なんだこれ〜!
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2021年3月30日
全集読破が目標。
題名に期待をしていた。
美しい娘になったリラ、でも戦争が暗く心配の日々へと落とし込む。
延々と続く希望のない殺伐とした日々。
4年も続く。大切なものを犠牲にしながら。
ウォールターが想像で臆病だったが、現実では実に勇敢だったこと、
ウォールターやオリバー先生が予知夢を見る能力があること
何より
マンデーの苦しみと喜び。犬でありながら、4年も待ち続けるいじらしさ。
そこは涙なしでは読めない。
家族愛の細やかさ、個人一人ひとりの個性が鮮やかで、人っておもしろい、生来の持っているものは持ち続けるものなんだ
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今作は今までのアンシリーズとは違い全体的に暗い雰囲気です。しかし、戦時下でも出兵した青年達の帰りを辛抱強く待ち続ける女性達の生き方に感銘を受けました。