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タコ、イカ、貝。―動物分類学上、軟体動物と総称される。彼らは、じつは現在の海洋中でもっとも繁栄している動物であり、タコの八っちゃん、イカ刺し、サザエの壺焼きなどの例を挙げるまでもなく、日本人にはたいへんなじみが深い。そうした軟体動物の、これまであまり知られていなかったユニークな生態を、豊富なエピソードとユーモア溢れる語り口で紹介する、高鮮度サイエンス・ノンフィクション。
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日本人には食としても、昔話でもなじみの深いタコやイカ。
軟体動物と呼ばれる彼らの暮らしぶりはとってもユニーク。
そして、ホタテガイが泳ぐ!?
カキは性転換をする!?
ふしぎな軟体動物ワールドへどうぞ!
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タコ、イカ、貝などの軟体動物のユニークな生態を面白いエピソード混じりに紹介するサイエンス・ノンフィクション。タコ・イカ成分は全体の2/5くらいですが、海に行きたくなる話ばかりでした。夕飯は海鮮焼きにしたくなります。
短いのでさらっと読めます。ただ、1991年の本につき、カラー写真は口絵のみ。作中に紹介されている海中生物全ては網羅されていなので、ない分はネサフしながら読むと楽しく。現代で出版しなおせば、昔より安価な価格で、豊富なカラー写真いりで出せそう。
好きなエピソードは、増殖スピードに納得するタニシの卵胎生、アサガオガイなどの波間に漂う貝たち、生ける化石のオウムガイなど。