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中学三年生の三人の男女の物語。
重症の腫瘍により入院中の「直美」の存在から、
命の尊さ、思春期の少年の情景が、
繊細に描写されている。
「あたしと、心中しない?」
と直美に問われた主人公の気持ちになって、
読んでみてくださいな。
噂によると、学校の教科書にも使われる名作だとか。
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死は、ちょっと踏み出せばすぐに超えられる一線のようなものなんだな。だからこそ、かけがえないし、捨てたくなる。そんでも生きてこうとする小説。
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少年二人と少女一人の愛と友情と死。
マイナーな三田さんの小説が一躍脚光を浴びて、びっくりした!今じゃ国語の教科書にまで!!映画にもなったそうで・・・
これを機に他の小説にも手を伸ばしてもらえるといいけど・・・他のは毛色が違うからなー・・・
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中学受験の時模試の国語の問題だった話。抜粋された部分が部分なだけにテスト終了後大騒ぎになった(笑)思い出深い話。
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?1997年11月
?中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。
徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。
ある日、直美が突然良一に言った。
「あたしと、心中しない?」
ガラス細工のように繊細な15歳(いちご)世代の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた純愛小説。
この本との出会いは教科書でした(笑)でも泣けたね。芥川賞受賞作の「僕って何」から始まって、この頃までの三田誠広の小説はどれも同じような雰囲気だけど、秀作ばかりだと思います。
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とっても良い本だと思う!丁度私も主人公達と同じ受験生だからすっげえ胸に染みた…!凄く繊細な本だと思う
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確か、中学2年ぐらいに読んだ本。最初、主人公の性格に衝撃を受けた記憶があります。
当時の自分として、やっぱり「死」を扱った話というのはなかなか受け入れがたかったのですが、なぜかこれは今も手元に残っています。
近々読み直そうかなぁ。
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手元にあったものを再読。新装される前のものです。この歳になって改めて読んでみると、また新たな発見があるものですね。
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純粋で不器用であの頃を生きてきた・・・若かりし頃を彷彿とさせられます。僕が本当にお勧めする本。
教科書とかにもなっててかなり読みやすい。
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愛おしく、切なく、苦しい15歳の日々。「死」と「生」、「愛」と「友情」。たくさんの青春が、ぎゅっと詰まった本。
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珠玉の青春小説。
これを読むと「いつからこんなにすれてしまったのだろう?」と考えてしまう。
今でも耳に残っています。「あなたが好き。死ぬほど好き」というヒロインの台詞が印象的。虫の息絶え絶えに、振り絞る命の代わりに自分の愛を伝える15歳。
たまにはノスタルジーに浸るのも良いかもしれません。
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中学の国語の教科書に載ってた小説の一篇に感動し、いつか全部読んでみようと当時思ったまま結局読まずじまいで7年後…ひょんなことから、このことを思い出し読んでみました。「俺たちは15だから、一五同盟だ。」という言葉がやけに懐かしく感じたのは、そのシーンが教科書に載ってたからなのか、すっげー確認したい。「死」を通じて「生」の重みを心のそこから確認できるこの作品は、やはり教科書に載せるに相応しい。
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中学生の夏にタイトルに惹かれて買いました。
あの頃に読むことができて、出会えて良かったと思う一冊です。
こんなにもまっすぐ心に響いてくるのは、この物語が、ごくふつうのどこにでもいるような主人公・良一の、飾らない目の高さで展開していくからだと思います。
子供でもない、かといって大人になりきることもできない。常にわけもなく焦燥感に襲われた気持ち。
生きることの意味に苦悩した経験。
確実にこの物語の中には、わたし自身がいました。
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優しい男の子2人と、病気で死んでしまう女の子1人の可愛らしく切ない寂しいお話です。こういったお話だったら、もう少しゆったり書いても良かったような気もします。
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巷でバカ売れしたセカ○ウよりも全然こっちのほうが良かった。でも良い分もう少し人物像を掘り下げても良いと思った。