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モモは、ニューヨーク生まれの小さな女の子です。
モモの両親の生まれ故郷の
日本の桃を思い出し、名前を付けました。
モモの3つのお誕生日に
赤い雨靴と傘をもらいました。
嬉しくて嬉しくて、夜中も眺めていたくらい。
でも…なかなか雨が、
降ってくれません。
でも、ついにっ雨が降りました。
モモは嬉しくって、外へ出ます。
「ワタシ、大人の人みたいに
まっすぐに歩かなくっちゃ」
しっかりと傘をにぎりしめ、歩きます。
♪ ぽん ぽろ
ぽん ぽろ
ぽんぽろ ぽんぽろ
ぽんぽろ ぽんぽろ
ぽろぽろ ぽんぽろ ♪
雨傘の上では、雨が聞いたこともない
不思議な音楽を奏でていました。
大きくなったモモは、この小さな頃のコトを
覚えていません。
でも…。この日が、
モモが初めて傘をさした日。
そして、モモが生まれて初めて
お父さんやお母さんと
手をつながないで
一人で歩いた日だったのです。
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やしまたろうさんのキャリアは壮絶ですよ。日本プロレタリア美術家同盟に参加し軍事教練を拒否し、何度も検挙されたり、赤羽末吉氏(スーホの挿絵)に、デッサン指導したり、かの小林多喜二氏のデスマスクを描いたのも同氏です。その後渡米し、アメリカ暮らしの想い出を描いたのがこれ。お嬢さんの幼少の頃のお話です。雨音が音楽に聴こえます。この方の作品は「カラスたろう」が有名ですね。
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アメリカで超有名なやしまたろうさんの作品。あたたかな愛情こもった親の目が感じられて、ほんわか幸せな気持ちになれます。子どもはこうやってちょっとずつ、でも確実に大きくなっていくんだなぁ。[2005.03.16]
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三歳になるモモちゃんは誕生日にもらった傘がさしたくてたまりません。やっと降った雨にモモちゃんは…。反戦活動の末、アメリカへ渡った八島太郎さんの実話に基づくお話です。
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味のある絵本です。わたしも初めて傘を買ってもらった後、ずっとずっと雨が降らなくてもどかしい思いをした事が思い出されました。絵はちょっと怖いけど、大人になった桃を見た時は美しさにハッとしました。
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三歳のおたんじょうびに買ってもらった雨傘と長靴。
やっと降った雨の中、
おとなのひとみたいにあるかなくっちゃ、と
がんばって傘をさしている姿の
なんと初々しくいじらしいこと。誇らしげなこと。
読み聞かせるとどうしても涙がでるのでちょっと困る一冊。
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大好きな本です。
幼い頃母に読んでもらっていて好きな本でしたので、今は自分の子へ読んでやっています。
絵も素晴らしいです。
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三つの誕生日に赤い長ぐつとあまがさを買ってもらったモモは、雨の日が待ちきれません。
「おとなのひとみたいに、まっすぐあるかなきゃ」というモモが、とても可愛らしかったです。
雨音の「ぼん ぽろ ぼん ぽろ…」という表現も素敵でした。
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やしま・たろうさんについてどれだけ知っているだろう。ワタクシがその存在を知ったのは長女が生まれる前だった。味わい深い絵だ。原本は英語で書かれたはず。『からす』の本も再読しようかな。
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「こども心理学科」HP内、「教員リレーエッセイ」で紹介された本。
http://www.seigakuin.jp/contents/faculty/dcpd/essay/essay_04.html
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なんか、表紙から暗いおはなしかな?と思ってたけど、とんでもない!
女の子が長靴と傘をプレゼントしてもらって、雨が降る日まで我慢して我慢して
そして、ついに待望の雨が降ったら、お父さんやお母さんと手はつながず、一人で傘をもってまっすぐ歩くというデビューが待っていて!
我慢するというのも大変なのに、親の手を離れて1人でまっすぐ歩く・・・子どもの成長や子どもの持っている力をなんとなく感じた。
20141101伊豆大島の福祉まつりで購入。
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「からすたろう」の やしまたろうの絵本。
はじめて傘をもらったモモ。
雨が待ち遠しくてなりません。
傘をたたく雨の音。
大人みたいにまっすぐ歩かなくちゃ、と緊張する。
この絵本もご自身の体験(家族)のことでしょうか。
はじめて 傘をさして、大人に手をひかれず、
一人で歩いた日の事が あたたかいまなざして語られます。
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『絵本論ー瀬田貞二子どもの本評論集ー』に出てきたので、借りた。
ニューヨーク生まれの小さな女の子・桃は、三つのお誕生日に、赤い長靴と雨傘をもらい、雨の日を待ち遠しく思っている。
前見返しをみて、「さびしいのにあざやかだ」と、感じる。
読み終わって、ショートムービーみたいな絵本だな、と、思う。
あの最後があることで、一気に大人向けになっている気がする。
よみ始めたら、雨がふってきた。
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烏兎の庭 第一部 絵本 5.5.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/ehon/tanpyo.html#030505
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3歳の誕生日にもらった雨傘と長靴。早く使いたい気持ちがよくわかる。
生まれて初めて雨傘をさした日は、生まれて初めてお父さんやお母さんと手をつながないで一人で歩いた日ー確かに!