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交通事故をベースに浮き彫りにされる複雑でいて深い人間模様。事故を気をつけようと思わせる効果的なサスペンス。それでいてさらりと読めてしまうさすが東野圭吾氏!
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さすがです。私コナンとか金田一少年の推理の仕方に無理があると常々思うのですが。あれは漫画ですからね。
トリック自体に驚かせセンスがあっても、私自身が理解するのに時間かかって、長編×トリック満載の小説は苦手。
短編に区切られたこちらならスルスル〜と入りました。
「天使の耳」でも、一つにしぼってあるからこそ、前述のトリックに嫌気がささなくて良いのです。
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短編集です。
タイトルの通り夜に起きる交通事故を通してのお話。
車を運転する者として、ちょっと怖くなってしまいました。
日常のちょっとしたこと、路駐、ポイ捨て等々でここまで怖いことになってしまうとは。
私は、「天使の耳」と〜っても東野圭吾らしく巧妙なトリックが好きです。
でも、全体的には暗〜い気分になっちゃうんですよね。
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短編集だから期待してなかったのだが、意外と面白かった。何でもないような小さな事故から始まる話の展開がすごい。
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日夜、絶え間なく発生する交通事故。
その背後に渦巻く複雑な人間模様と
事件解決に全力をつくす交通警察の姿を描いた短編集全5話。
15年以上前の相当古い本ですがとても面白かったです!!
よくありそうな事故をシニカルに書いた作品ばかりで
特に「通りゃんせ」のような路上駐車の車がジャマ!って事が
実際にあるし、そのせいで誰かの運命が変わってしまう事も本当にあるんだろうなと。怖いです。。
ぜひぜひ現代版も書いて欲しいですね!
特に飲酒運転を戒める作品とか希望です。。
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子育てに油断は許されない。
最近ではスポーツも、科学抜きでは進歩がないんですねぇ。 世界レベルになると、完全に科学の勝負です。 努力と根性だけで勝てる時代は、とっくの昔に終わっています。
友野の印象が悪いので、ついつい御厨健三を擁護する言い方になった。
瑠美子のせいにすることは忘れなかった。
規則というのは諸刃の剣なんだよ。自分を守ってくれるはずのものが、ある日突然自分にしっぺ返しをする。だからその剣を使う人間が重要だということになるね。
無能な木偶の坊だと、ただそれを型通りに振り回すだけだということになる。
法律はほんの少し何かがズレるだけで、敵にも味方にもなる。
太った中年女は世良の顔を覚えていた。少しでも顔見知りだと便宜をはかってくれるとでも思うのか、やけになれなれしく話しかけてくる。この間とは大違いの態度だ。
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東野さんの初期の短編作品集。
交通事故がモチーフになっています。
謎解きではないので、
割と早い段階で話の予測がついてしまったりしますが。
ストレスなく読めるというか
ちょっと物足りないというか。
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日本推理作家協会賞候補(1993/46回)
「天使の耳」に改題
(収録作品)天使の耳/分離帯/危険な若葉/通りゃんせ/捨てないで/鏡の中で
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交通事故をテーマにした短編6作品。
星3.5。
どれも普通におもしろかったし、短編で通勤にはもってこいです。
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交通事故を扱った短編集である。
全編交通事故から物語が始まるが主人公はみな違う。
どの事故もいつ起こってもおかしくない事故ばかりだ。
特に狭い道での路上駐車は身に覚えがあるので耳が痛い。
缶コーヒーの空き缶を捨てて後ろの車に乗っている人がケガをするというのは
怖いものがある。そこから、殺人事件に持ってくるあたりは流石と言える。
缶コーヒーを捨てた人間が殺され、その缶コーヒーから殺した人間がわかってしまう。
ケガを負った人間の執念か。
交通事故を起こすの自損でない限り、必ず相手がいる。人を巻き込んでしまうのだから
やはり怖い。気をつけようと改めて思った。
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交通事故から色々な事件に発展していく短編集。
天使の耳、分離帯、危険な若葉、通りゃんせ、捨てないで、鏡の中で 集録。
分離帯はテレビドラマで見たことあった!
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死神の~より余程殺伐とした感じ。
ギャーっていう怖さじゃなく、読んだ後うすら寒くなります。
因果応報ってか、月並みだけど生きてる人の方が怖いってこと?
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東野圭吾さんの昔の作品。
交通事故がテーマの短篇集。
東野さんの本は長編の物しか読んだことがなくて、
短編集はやっぱり違和感があるけど、
ずるずる引きずらず、そこで終わるのが短編の良いところ。
よく考えられたストーリーで、
どの話もサクサクと読み進めることが出来た。
非常に面白い内容でした。
車やバイクを運転するときは、安全運転で。
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オムニバスは基本的にあまり好きな方ではないので、評価が低くなっています。オムニバスとしてはおもしろいと思います。
交通事故の裏を風刺的に書いています。実際の事故でも多くは真実が明かされずに処理されているのかもしれません。
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東野圭吾は天才か秀才だ。
交通事故にまつわる,さまざまな視点での短編が集められている。
速度違反、信号無視だけでなく,
車から物を投げたり、駐車違反だったり,
現代の自動車にまつわる問題点を洗い出している。
悪意、故意、さまざまな立場の加害者と被害者。
殺人事件とからませている話もある。
東野圭吾の幅の広さと,騙しの技をこれでもかと披露する。
東野圭吾の愛好家や,自動車の愛好家にはお勧めの作品だろう。
課題としては,交通事故死をなくすための提言が盛り込まれることかもしれない。
伊達に自動車部品製造業で働いていたのではないことを示すのはどうだろう。