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長野まゆみ「天球儀文庫」シリーズ。装丁がオシャレ。鳩山郁子さんのイラストも秀麗。
最近文庫版で「天球儀文庫」として発売されましたが、イラストもないし、当初のオシャレでかわぃぃ雰囲気も台無し。。。。
中身は同じですが、デザインにこだわるなら4冊シリーズほうをオススメします。
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内容(「MARC」データベースより)
復活祭(イースター)をあすにひかえた午后、
宵里とアビは市内を循環するトロリィバスに乗っていた。
イースターはふたりにとって特別な日だった。
しかも今晩は恒例の《銀星(ルナ)ロケット》の打ち上げもある…。
*☆*――*☆*――*☆*
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唐突に読み返したくなって再読。シリーズの3巻目。今くらいの季節の話だった気がしてたけど、完全に春でイースターの話でした。4巻が夏の話だったのは覚えてたんだけど。
読むのは3~4回目くらいの筈なんだけど、内容はうろ覚えで、断片的にしか覚えてなかった。
長野さんの初期作品は久しぶりに読み返したけれど、この頃の独特の文体というか文字の選び方というかがやっぱり好きだなと再確認した。内容的には10代の時の方が共感できた気がします。
装丁も素敵だし鳩山さんの挿絵も素晴らしいのに、絶版になってしまっているのは本当に残念でならないです。
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長野まゆみの初期作品。
天球儀文庫の3冊目。
今回はイースター前夜の話。
アビと宵里が珍しく喧嘩をするストーリー。
よくある友人同士の喧嘩というより、むしろ恋人同士の痴話喧嘩に近いのだが。
きれいな言葉と描写で、恋人の言動には見えないが、一般的な友人同士とは違う話。
いやらしくも、気持ち悪くもなく、スムーズに頭に入ってくる。
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宵里が叔父さんのことで頭がいっぱいなせいでアビが宵里に嫉妬する。宵里に構ってもらえなくて拗ねるアビが可愛い。弟を見守る兄たちもいいな。
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今や珍しくないイースターだけど、
第1刷1992.3.20の頃は知ってる人の方が珍しかっただろうな。
イースターは真っ白な帽子や手袋を新調するものなの?
宵里は伯父さんが来る事で頭がいっぱい。
アビが話しかけてもうわの空でイライラ。
最後のイラストの
アビの自転車にふたり乗りして岬に向かう。
カゴに大きなピンクのウサギをくくりつけ、岬で銀星ロケットの模型を打ち上げに行く。
ウサギがくくりつけられてないような。
宵里の次兄は里々。長兄は海里。
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叔父さんのことで頭がいっぱいな宵里に対し、拗ねてしまうアビ。なだめる宵里。意地をはるアビ。読んでいてとても微笑ましかったです。